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広範な知識と卓越した洞察力を持った博物館の少年館長と、情にもろいが仁義に厚い元気印系女子高生のコンビが、数々のトラブルに巻き込まれては解決していくお話、CMBの第28巻を購入しました。
今回は「キジムナー」「空き家」「ホリデー」の3話が収録されています。どのお話も、ちょっとした謎や不思議を追い求めたり、複雑で込み入った事情を解決していったりと、正統派ミステリーとは違った謎解きの魅力があります。博物館的な要素は少なめでしたが、その分国連や紛争解決といった重厚な要素が多くなっていて、はっとさせられることも多かったです。
同じ作者のQEDシリーズとは、同月に単行本が刊行されるのが恒例となっています。これほど楽しめる作品が2冊も同時に手に入るのは、大変幸せです。引き続き、作者の活躍に期待したいですね。
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