スポンサーリンク
ちょっと変なピアニストが恋をするお話、「四月は君の嘘」の第11巻を購入しました。これで最終巻、完結です。アニメ版は一足先に完結していて、原作の単行本が後で完結と、最近のアニメ化にしては珍しい形態ですね。原作未完でアニメ化するから、アニメ最終話の構成に頭を悩ませるわけです。
感想は、何を書いても陳腐になりますね。カラフルに色づいた音がおりなす、クライマックスの演奏シーンが心に残りました。モノクロながら、色が感じられるような、繊細な描写でした。タイトルにある「嘘」の意味、そして登場人物たちの幼少期に関するエピソードなど、伏線がきれいに回収されているのも素敵です。
作者の次回作に期待しつつ、余韻を楽しみたいと思います。本当にすてきな作品でした。音楽と合わせて楽しめるので、アニメ版もおすすめです。
スポンサーリンク