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高速シャッターと4K動画を搭載「DSC-RX10M2」発表

DSC-RX10M2

新しいセンサーを搭載したRX10の後継機「DSC-RX10M2」が、正式に発表されました。

今回のセンサーは、メモリ一体型の積層構造で、センサーからの読み出しが高速になっているのが特長です。高速読み出しを活かして、ローリングシャッター歪みの少ない高速シャッターを切ることができます。

歪みだけでなく、秒14コマの高速連写や、最高960fpsのハイスピード動画、それに4K動画など、撮影機能が軒並みパワーアップしています。

ボディやレンズはRX10を踏襲していていますが、AFはファストインテリジェントAFを搭載、0.09秒の高速AFをうたっています。外観はそのままに、中身が大幅刷新、ってところですね。

レンズ一体型で1.0型センサー搭載の高倍率ズーム機は、RX10以外にパナソニックのFZ1000と、先日発売になったばかりのキヤノン PowerShot G3 Xがあります。この二機種に比べたRX10の魅力は、ずばりテレ端までF2.8通しのレンズですね。

FZ1000は200mmくらいからF4になりますし、PowerShot G3 Xに至っては、180mmくらいからF5くらいと、高倍率ズームの最小F値はおおむねワイド端付近だけで、ちょっと望遠側にズームしただけでぐぐっと暗くなります。

その点、RX10はF2.8通しで、ワイド端からテレ端までF値が一定です。200mm F2.8で高速シャッターを切れるのが、RX10の魅力ですね。バッテリーやリモートコントローラーなど、αとアクセサリーを共用できるのもおいしい点です。

大型センサーと高倍率ズームを搭載したレンズ一体型カメラは、RX10以外にパナソニックのFZ1000とキヤノンのPowerShot G3 Xの二機種があります。それぞれ一長一短、どれかひとつ欲しいなと思っているのですが、なかなか決め手に欠けます。もうしばらく悩むとしましょう。

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