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RX10M3を購入

1型の大型センサーに高倍率で明るいズームレンズを搭載した、レンズ一体型カメラ「RX10 III」を購入しました。

同じカテゴリの製品で、去年買ったばかりのPowerShot G3 Xがあるのに、お前は何をやっているんだ、という声が聞こえてきそうですね。実は買い替えです。

PowerShot G3 Xは良いカメラでした。テレ端600mmにも関わらず小型軽量なボディで防塵防滴と、山歩きによさそうな仕様でした。ところが、600mmだと液晶モニタだけでは構図やホールド性に不満が出てきました。一方で、EVFを外付けすると防塵防滴が無効化されてしまいます。外付けのEVFだと、取り付け部分も弱そうで、ヘビーデューティに使うには不安がありました。AFの動作速度も今ひとつ不満がありました。

F2.8-4でテレ端400mmのパナソニックFZ1000も魅力的だったのですが、重量はともかくサイズ的にはD7100に18-300mmを装備すれば、多少暗いものの焦点距離的には互角です。

ここへきて、24-600mmでF2.4-4.0という高性能レンズを備えたRX10M3が発表されて、レンズの明るさと焦点距離のどちらも諦めずにすむ仕様に一気に心が傾き、今回の買い替えとなったわけです。レンズフードや予備バッテリー、リモートレリーズまで買いそろえたPowerShot G3 Xがもったいない気もしましたが、完全に用途が重複するため、泣く泣く手放しました。

全体的な造形は、先代までのRX10と共通です。しかし、レンズが高性能になった分、サイズ感が一回り大きくなっています。当然ながら、より重くなって、バッテリー込みの質量が1095gと、堂々の1kg越えです。とはいえ、レンズの質量はいかんともしがたいため、テレ端600mmでF4にしては軽い、というべきでしょう。大柄になったボディやレンズにしても、カスタムボタンやリングが追加されて、操作性の向上につながっているので、それなりの利点があります。

レリーズケーブル対応のシャッターボタンに露出補正ダイヤル、サブの液晶ディスプレイはRX10からの引き継ぎですね。C2カスタムボタンが、先代との大きな差異です。


絞りリングと合わせて3つになった鏡胴部のリングです。Vario-Sonnar T*の刻印と、RX10 IIIの文字が誇らしげですね。鏡胴横のボタンも、もちろん動作をカスタマイズできます。

これ一台で何でも撮影できると言われた名機RX10から、テレ端をさらに伸ばしてオールマイティさに磨きのかかった三代目、他のカメラの出番がなくなってしまう恐れがあるほどです。操作性がα7/6000と同じで、使い分けても戸惑いがありません。バッテリーもα7/6000と共通で、予備バッテリーが使い回せるのが嬉しいポイントです。

積極的に持ち出して、たくさんの写真を撮影したいと思います。特に撮影を主目的にしない旅行にぴったりですね。

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