海外で、α6500が発表されました。α6000シリーズは、APS-Cサイズのセンサーを搭載したαシリーズの最上位機種で、4D Focusと銘打った高速なオートフォーカスがウリです。
Sony Introduces New α6500 Camera with Exceptional All-Around… – Sony Corporation
α6300では、425点もの像面位相差センサーと4K動画撮影機能を搭載して度肝を抜いてくれました。α6500では、さらにボディ内の手ブレ補正と、タッチスクリーンによるAFポイントの操作に対応するようです。シャッターボタン付近のカスタムボタンも一つ増設されてますし、ますます使い勝手が良さそうです。メニューが刷新されて、Bluetooth経由でスマートフォンから位置情報を書き込む機能も搭載されるようです。
気になるお値段は、ボディのみで1,700ユーロとのこと。単純に日本円に換算すると、19.8万円ってとこでしょう。α6300がソニーストアの税別で13.5万円ですから、ずいぶんと価格帯が上がってますね。ニコンのD500といい勝負です。
ヨーロッパでは12月から発売、あわせて、α6000にグラファイトグレーの新色が登場するとか。先日α6300を購入した私としては、かなり心を揺さぶられますね。1年以内に新モデル登場とか、勘弁してくださいよソニーさん、というのが正直な感想です。動揺を隠せません。
手持ちのAPS-C Eマウントレンズは手ブレ補正がないものも多く、ボディ内手ブレ補正が魅力的です。しかしながら、オートフォーカスはα6300と同じですし、タッチスクリーンの操作性は未知数です。どうしても手ブレ補正が欲しければ、α7R IIを使えば、クロップながら1800万画素の画が得られるので、それで十分です。メニューの刷新は、ファームウェア更新で従来モデルにもリリースされるという噂もありますし、実機を触ってタッチスクリーンの使い勝手を確認して、じっくり考えようと思います。
しかし、タッチスクリーンはRXシリーズや他のαシリーズにも搭載されていくんでしょうね。タッチスクリーンの使い勝手が良かったら、手持ちの機材を一通り更新してしまいそうです。恐ろしや。
The a6500 will be available for $1400/€1700 in the end of November and December for the US and EU, respectively.
Sony takes the wraps off of its Alpha a6500: Digital Photography Review
って、別の記事によると$1400とか書いてありますね。ソニーストアなら予約で5年ワイド無償クーポンが出るでしょうし、真剣に迷ってしまうかも。