PC Peripheral

Western Digital WD80EFZX

自宅用ファイルサーバの容量が、ついに溢れてしまったので、新しいHDDを購入しました。Western DigitalのNAS用8TBモデル WD80EFZXです。

自宅用のファイルサーバは、HP ProLiant MicroServer N54Lモデルを使ったPCサーバと、QNAP TS-431の2台体制です。どちらもHDDを4台搭載できるモデルで、それぞれ4台ずつフル実装して、2台ペアでミラーリングボリュームを構成しています。今回溢れたのは、PCサーバ側のメインボリュームです。元はHGST Deskstar 4TB 0S03361を使っていましたが、こいつが溢れたわけです。

増設の方法としては、HDDを増やしてRAID5やRAID10等の、3台以上のHDDを使ったボリュームを構成するか、ミラーリングのままより大容量のHDDに交換するかです。現状では、同じ筐体でHDDの空きスロットがないため、より大容量のHDDに交換するしか選択肢がありませんでした。

現在のHDD業界は4TBが主流の上限で、それを超えると途端に選択肢が少なくなります。Western DigitalだとBlueに6TBが、Redに6TBと8TBがラインナップされています。あとはSeagateのArchive HDD ST8000AS0002が8TBですね。

設置スペースに余裕があれば、eSATAでHDDを増設したり、NASを買い足したりすればよいのですが、狭い自宅なのでそれも不可能。スペースを有効活用する意味でも、8TBのHDDに交換することにしました。Seagate ST8000AS0002の価格は魅力的ですが、新しい記録方式で今ひとつ芳しい評判が聞こえてこなかったことと、WD RedがNAS用とうたう信頼性に惹かれて、今回はWD Redを選択しました。8TBを2本まとめて購入すると、さすがにイイお値段になりますね。

Western Digital / WD Red WD80EFZX

NASware 3.0テクノロジー搭載で、消費電力の最適化やRAID環境での運用信頼性、それに動作時の温度抑制を実現しているそうです。保証期間も3年と長いですし、価格容量比も4TBに比べてさほど割高ではないので、絶対的な価格に目をつぶれば、お買い得と言えます。

さしあたり、8TBという現時点で最大級のボリューム容量を確保したので、当面は暮らしていけるでしょう。前回の増設が2年前ですから、あと2年以上は持つはず。不足してきたら、他のHDDも順次8TBのHDDに交換して、増強していくことにします。

クラウドサービスが発展しているとはいえ、低遅延で大容量が必要なデータが依然として存在するので、自宅用のNASやファイルサーバはしばらく手放せませんね。とは言っても、自宅のスペースは有限ですから、そろそろクラウドサービスの本格活用を考えてみてもいいのかもしれません。まずはAmazonあたりですかね。

Western Digital / WD Red WD80EFZX

Western Digital / WD Red WD80EFZX

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HGST / Deskstar 4TB 0S03361

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