目次
はじめに
台湾を一周する環島サイクリングへの挑戦。前回は台東市から瑞穂まで走って、温水プールのあるリゾートホテルに宿泊したところまでを書きました。
7日目のライドは、途中で鉄道を利用するルートがあります。道路は、路側帯が狭くて崖っぷちの道路しかなく、しかも大型トラックがびゅんびゅん通過して危険なので、鉄道利用が推奨されているのです。台湾の鉄道は、もちろん初めてなので楽しみです。
7日目の予定
今日は、花蓮までの70kmをライドした後、鉄道に乗って宜蘭まで移動し、礁溪のホテルまで10kmほどライドする予定です。いつもより距離が少なめで、鉄道も利用するのでのんびりと台湾を楽しめそうです。
午前中のライド
リゾートホテルに別れを告げて、午前中のライド開始です。ホテル名の通り、椰子の木があって南国リゾート風だったんですね。昨晩は暗くて分かりませんでした。
曇り空ですかっとしませんが、その分気温は高くなく、走りやすい天候でした。まっすぐな道と水田と雲と空。最高ですね。
大農大富平地森林園区で休憩
しばらく進んで、最初の休憩ポイントである公園に到着です。
広い草原が広がっていて、ところどころにオブジェが配置された公園でした。
空と雲、それに山の配置が日本と違っていて新鮮でした。これもまた絶景なり。
よく写真で見かけるTAIWANのオブジェがあったので、愛車を入れて写真を一枚。ちっちゃくて分かりませんが、自分なりに満足がいった一枚です。
パンダとアヒルでしょうか。目がハートマークです。
青い空と白い雲、緑が目にまぶしいです。
休憩とフルーツ
15km〜20kmごとに休憩を挟みながら、先に進んでいきます。
休憩ポイントでは、フルーツが供されることも多いです。これは小ぶりで甘みが強い台湾バナナ。皮が薄くてむきにくいのが玉に瑕ですが、美味しい!!
休憩場所は、安定のコンビニ、セブンイレブンです。
時にはこんな場所で休憩することもあります。
こちらはスイカ。ジューシーで甘くて美味しかったです。
濱海線自行車道
しばらく進むと、海岸線沿いの自転車道を通りました。東シナ海を一望できる、絶景の自転車道です。
いやー、いいですね。このころには快晴で、青空が広がってまさしく絶景でした。
もちろん愛車の写真も撮影するわけです。
ため息しか出ません。
「吉野」の字があしらわれたオブジェです。この自転車道がある吉安郷は、台湾が日本統治となって初めて日本人が移民をした場所で、四国の吉野川付近から来た方が多かったことから、吉野村と名付けられたとか。
花蓮のジャイアントストアで昼食
さらに進むと、いよいよ花蓮市内に入ります。
都会の雰囲気ですね。花蓮県の政府所在地ですから当然とも言えます。
花蓮駅前のジャイアントストアに到着です。
花蓮店の字が見えますね。
ジャイアントストアの店内に、テーブルがセットされていました。ここでお弁当をいただきます。
汁なし麺とワンタンスープのセットでした。意外と分量があって、お腹いっぱいです。
駅前で便利な立地だけあって、レンタル自転車の貸し出しが盛んなようでした。店内にも、レンタル用に整備された自転車がぎっしりでした。
店頭に置かれた自転車は、ナゾですけどね。
花蓮の記念に、愛車の写真です。自分の自転車を入れた風景を撮影したくなる気持ちが、だんだん理解できてきました。
台湾は、どこでも原付バイクが多いです。通勤や移動の手段として活用されています。特に朝夕の通勤時間帯は、ミサイルのように飛んでくる原付バイクを多数見かけました。
花蓮から宜蘭まで輪行
さて、いよいよ鉄道の時間です。
改札をくぐってホームに出ると、電車が停車していましたよ。でも、これは我々が乗る便ではないので、ホームで待機です。
待機中の自転車たち。どれもかっこいいですね。他人の自転車を見ると、使っているパーツ類が妙に気になった上に欲しくなるのはどうしてなんでしょうね。
ホームには、自転車ルートの紹介ポスターがありました。
待ち時間の間に、電車の撮影にいそしみます。
乗車予定の便が到着したら、すばやく乗り込みます。停車時間が短いので、意外と慌ただしかったです。
自転車はそのまま乗り込めます。ばらさなくてよいのは助かりますね。
さすが鉄道、あっという間に宜蘭に到着しました。
宜蘭駅前の風景です。
宜蘭でのライド
ジャイアントストアなどを横目に見つつ、10kmくらいの宜蘭市内ライドを楽しみました。台湾の交通事情にも慣れてきて、余裕を持って都市部を走ることができました。
和風嘉一館にチェックイン
しばらく宜蘭市内を走って、今日のホテル「和風嘉一館」に到着しました。
和風礁溪館官網
到着時の写真を忘れていたので、マップのみで。
年年小館で夕食
7日目の夕食は、ホテルから少し歩いたところにある「年年小館」でした。
年年小館 (宜蘭) の口コミ16件 – トリップアドバイザー
溝に渡された橋を渡って入店します。橋が単なる木の板でびっくり。工事中なんですね。
例によって豊富な分量、ひたすら食べることに専念していました。以下、写真のみでお送りします。
やー、食べた食べた。お腹いっぱいです。ホテルに戻って、明日の準備をします。他の方は、残って飲み直していたようです。少しはっちゃけちゃった人もいたとか。楽しそうで何より。