はじめに
ジャイアントストアサイクリングクラブ(GSCC)主催のしまなみ海道・ゆめしま海道サイクリング、1日目は尾道からしまなみ海道を通って今治まで走る、定番のしまなみ海道を満喫しました。
2日目は、チャーター船でゆめしま海道を回ります。このツアーのハイライトですね。
今治国際ホテル〜今治港
朝はすっきりとした目覚めでした。ホテルの朝食ビュッフェで腹ごしらえ。和洋中とバリエーションが広く、地元の郷土料理も取り入れられた、すばらしい朝食でした。さすが四国随一のホテル、また泊まりたいものです。
朝食をすませたら、ライドの準備をして集合です。この辺り、台湾のFormosa 900ツアーと同じですね。全員でストレッチと準備体操をして、今日のコースを確認します。全員揃ってますね、では出発!!
今治港まで、今治市内を快走します。ホテルから今治港までは1kmあまり、あっという間に到着です。
これが、本日お世話になるチャーター船です。
手際よく自転車を積み込んでいきます。あっという間に全員分の自転車が積み込まれて、しっかり固定されます。皆さん大興奮、写真撮影に興じていました。
出港まで時間があるので、周囲を散策します。ここはいまばり海の駅、船をモチーフにした建物が特徴的です。
カフェやお土産コーナー、それに展望スペースがあって、出港までの時間待ちにぴったり。自分で旅程を組むときのために覚えておきましょう。
展望スペースから望むチャーター船。一日よろしくお願いします。
今日もいい天気でよかった。風もさほど強くなく、絶好のサイクリング日和です。
岩城島
時間がきて、無事に出港です。
道中は、ガイドの方が軽妙なトークで楽しませてくれます。
昨日通ってきたしまなみ海道です。海から見ると、また違って見えますね。
自転車の固定もばっちり、備え付けの毛布が準備の良さを感じさせます。
航跡を見ているだけでも飽きません。青い空、白い雲、青い海、サイコーです。
船内では、スタッフの方が温かい飲み物を用意してくれています。実はこれまでも、休憩ポイントごとに用意されていました。サポートカーならではの充実した体制ですね。ありがたい。
さて、そろそろ到着が近づいてきました。
瀬戸内海の島を紹介したパンフレットを見ながら、到着を待ちます。
岩城島に到着です。岩城島は、一周が10km程度の小さな島です。のんびりサイクリングしても、あっという間に一周してしまいました。フェリーターミナルでお土産を物色したり、海を眺めたり、愛車の写真を撮影したりと、めいめい思い思いの時間をすごしていました。時間に余裕があるサイクリングってステキですね。天気もよいし、景色もすばらしい、幸せです。
弓削島
次は弓削島を目指します。弓削島、佐島、生名島の3島は、橋でつながっていて、フェリーに乗らず自転車で回ることができます。
例によって、自転車の積み込みです。
いやー、ほんとにいい天気でした。サイコー。
船内には、名物のかりんとうが用意されていました。すばらしい気配りです。おいしくいただきました。
海から見る橋、普段はなかなか見られない風景です。
下から見上げると、大きさが実感できますね。
逆光もまた違った雰囲気でステキです。
ぼーっと眺めているだけでも幸せ。時間の流れを感じながら、おだやかに過ごせますね。たまにはフェリーもよいものです。
レモンポーク丼で昼食
弓削島に到着したら、まずはお昼をいただきます。
名物「レモンポーク」を使った豚丼です。添えられたレモンがさわやかさを演出します。
デザートにレモンケーキまでいただいてしまいました。至れり尽くせりですね。ランチはお弁当形式で、フェリーターミナルの屋上でいただきました。青い空のしたで食べると、ひと味もふた味もおいしくなりますね。
食べ終わったら自由時間です。ぼーっとしたり、写真撮影したり、贅沢な時間の使い方です。
モーターボート発見。楽しそうですね。
橋と愛車のシルエット。モチーフがいろいろで、写欲をほどよく刺激してくれます。
弓削島サイクリング
さて、お昼休憩も終わり、出発です。
海を見ながらのサイクリング、控えめに言っても絶景でサイコーです。海が近いのがいいですね。
ちょっとしたヒルクライムポイントもありました。先行した人は、登り切ったところで待って全員集合します。走力はばらばらでしたが、スタッフの方のサポートのおかげで、誰一人欠けることなくヒルクライム達成でした。
いやー、キレイですね。心に残る風景です。
弓削島を一周して、スタート地点に戻ってきました。チャーター船が動いているな、と思ったら、定期船のために港を空けているとのこと。留守の間も操船おつかれさまです。感謝。
佐島〜生名島
次は、いよいよ橋を渡って佐島〜生名島を回ります。
自転車で橋を渡るのがしまなみ海道の醍醐味、ここゆめしま海道でもそれは変わりません。まるで空の上を飛んでいるような非日常感を味わえます。
橋の上は、開放感抜群です。
橋の上からだけでなく、下の道路から見ても絶景ですね。
海も透明でキレイ。夏になったら泳いでみたいものです。
自転車をとめて休憩。これだけジャイアントのバイクが揃うと壮観です。他人のバイクを見ると、物欲が刺激されていけません。
橋の遠景です。直線的な橋脚と、曲線の道路がよい対比です。優美ですね。
ゆめしま海道の石碑です。こういう定番も押さえておかないと、ね。
一路フェリーを目指します。ゆめしま海道にもブルーラインが引かれていて、道に迷う心配はありません。
尾道へ
無事、スタート地点に戻ってきました。
またまた、フェリーに自転車を積み込んでいきます。
さらば弓削島、ぜひまた来たいです。
さて、あとはフェリーで尾道まで一直線。チャーター船ならではの気楽さですね。景色を眺めながら、のんびり船旅を楽しみます。
はっ、絶景に見とれていたら、あっという間に尾道に到着してしまいました。Onomichi U2前にて解散です。自転車を輪行状態にしたら、コインシャワーで汗を流します。JR尾道駅から福山を経由して、新幹線で帰路につきました。
おわりに
ジャイアントストアサイクリングクラブ主催のライドイベント、今回も大満足でした。企画・サポートしてくださったスタッフの皆さんに感謝です。ありがとうございました。
また、各地のジャイアントストアから参加した皆さまにも感謝を。皆さん気のいい自転車乗りばかりで、自転車談義やサイクリングスポット談義に花が咲いて、いい思い出になりました。いつもはソロですが、誰かと経験を共有するのもよいものですね。いっしょに走ってくれる人、探そうかな。
今回は、しまなみ海道、とびしま海道に続き、ゆめしま海道を走ることができて最高の旅になりました。天気にも恵まれ、道中のトラブルもなく、幸せなライドでした。宿泊を入れた自転車旅行は、距離を稼いで遠くまで移動でき、非日常感があっていいですね。輪行+日帰りで遠くに行くのもよいものですが、宿泊もまた計画してみたいと思います。
ちなみにこの企画は、台湾のFormosa 900のような自転車旅イベントを日本でも定着させるための実験でもあるとのこと。企画立案からサポートカー、サポートライダーの運営まで、開催回数を重ねて洗練されていき、いずれは日本を代表するライドイベントになるといいな、と思います。また機会があれば、積極的に参加してみたいですね。