はじめに
東京方面の知人をライドに案内する機会がありました。どこを案内しようかと考えていたところ、海津大崎の桜がキレイという話を聞いたので、桜の季節を狙ったビワイチにすることにしました。
東京方面からのアクセスは新幹線がベスト、必然的にスタートは米原です。日帰りは厳しいため後泊することにして、宿泊先を探します。米原はビジネスホテルしかないため却下、近くだと彦根か長浜が選択肢です。琵琶湖一周が完成しないと今ひとつなので、米原を通り越した長浜で宿泊することにします。琵琶湖一周と少しで160km、あちこちで桜並木が楽しめる、ステキなライドになりそうです。
東京方面から始発の新幹線を使うと、米原到着が8:00、ライドスタートは9:00前と若干遅くなるのが気になりますが、なんとかなるでしょう。
米原で集合
米原までの移動は、車を使うことにしました。ライド中の手荷物預かり場所として、万が一の救出のためとしてなど、車があると何かと便利ですからね。運転手がいればサポートカーとしても使えますが、残念ながら今回は一人旅です。一人でトランポは贅沢ですが、この際しかたなし。一緒にトランポできる人がいるといいなぁ。
今回は、天気が不安定で気温も低そうです。雨天ライドになるかもしれません。車移動を活かして、夏・冬両方のウェアを持っていきました。
米原近くの駐車場に車をとめて、新幹線を待ちます。この辺りの駐車場はチケット式でした。駐車した後、敷地内の券売機で駐車券を購入して、フロントガラスに貼り付ける方式です。駐車料金が1日単位で、今回の使い方にはぴったりでした。駅に近いほど料金が高くなるのが経済原理というものでしょう。駅の間近でも700円/日と良心的なお値段でした。
待ち時間の間に、ライドの準備を整えます。気温は日中最高でも10度を下回る、4月とは思えないほどの寒さです。雨具兼用の防寒着を脱ぎ着しつつ、冬用の長袖ジャージ・ロングビブタイツをチョイスしました。
米原駅にあるサイクルステーションです。ビワイチに向かうサイクリストの気分を盛り上げてくれますね。
そうこうしているうちに新幹線が到着しました。輪行解除したら手荷物を車に積み込んで、ライドスタートです。
海津大崎の桜
スタートするなり雨に降られたり、道に落ちていた障害物を踏んでパンクする人が出たりと、イベント盛りだくさんでした。
ヒルクライムポイントを抜けて、今回の主な目的地、桜の名所である海津大崎に向けてペダルを回していきます。
海津大崎どーん。満開ですね。今年は桜の開花が早く、ここ海津大崎でも例年より1週間は早く見頃を迎えていました。桜のピークは人出が多く、道が混雑してライドどころではなくなるため、ピークを外したつもりが見事にかち合ってしまいました。見頃だったのはよかったですけどね。
人混みに突入する前に自転車をとめて、写真撮影にいそしみます。
海津大崎の中心地は、ものすごい人混みでした。一方通行の交通規制が敷かれていましたが、自転車は交通規制の対象外。歩行者に気をつけながら、ビワイチコースを進みます。
来風で昼食
米原9:00発だと、近江今津か高島のあたりがお昼時になります。今回は、来風で昼食にしました。意外とペースが上がらず、ランチタイムに間に合わないかと思いました。グループライドはペース管理が難しいですね。
スパイス厨房 来風 (LIFE) – 近江今津/カレーライス [食べログ]
スパイス厨房の名の通り、スパイスのきいたカレーがおすすめとのこと。
カツカレーをいただきました。食後のコーヒーも楽しんで、これからのライドに向けて鋭気を養いました。
ビワイチ!!
あとはひたすらペダルを回して、ビワイチルートを進みます。
合間に定番スポットを案内するのも忘れずに。白鬚神社の鳥居は定番ですね。
琵琶湖大橋の真ん中にある展望台も重要です。
晴れたり雨が降ったりと、目まぐるしい空模様でしたが、桜スポットと展望台では晴れてくれたのでよかったです。
結局日が暮れてからも走り続ける、ナイトライドになってしまいました。
何とかホテルにたどり着いてチェックイン、私は別行動で米原に向かい、車を回収してホテルで合流しました。ホテルの夕食時間に間に合ってよかった。
今回のホテルは、北ビワコホテルグラツィエにしました。大浴場がありますし、自転車はクロークで預かってもらうことも、部屋に持ち込むこともできる、サイクリストに優しいホテルです。
夕食はフレンチのコース、ゆっくりと食事を楽しみながら、今日の振り返りや自転車談義に花を咲かせました。やっぱり経験を共有できる人がいると、楽しみも増しますね。
夕食後は、大浴場でゆったり疲れを癒やし、明日のライドに備えて準備です。明日は長浜の立地を活かして、奥琵琶湖パークウェイでヒルクライムに挑戦です。