はじめに
三浦半島は、神奈川県の南東部にある半島です。関東近郊で海岸沿いのサイクリングルートといえば、まず最初に名前が挙がってくるほど、関東近郊のサイクリストにとって定番のコースです。自転車女子がまったり楽しくロングライドする、ゆるふわ系自転車漫画「ろんぐらいだぁす」の作中でも、主人公にとっての最初のロングライドが三浦半島でした。
そんな三浦半島、私も一度は行ってみたいと思っていました。関東近郊からは気軽にアクセスできますが、この辺からはなかなか行く機会がありません。それでも機会をうかがい、ついに行くことができました。
京急電鉄で浦賀へ
今回のスタート地点は、京急電鉄の浦賀駅です。新幹線で品川まで移動して、京急に乗り換えます。京急の品川駅は、多方面の路線が入り乱れていて混乱しましたが、なんとか目的の電車を見つけて乗り込みました。混雑度が分からなかったので、ぶっつけ本番の輪行でしたが、さほど混雑しておらず輪行に問題はありませんでした。
堀ノ内で乗り換えて、浦賀に向かいます。
無事、浦賀駅に到着しました。駅横の邪魔にならない場所で輪行を解除します。近くのコンビニでボトルに水を補給したら、ライドスタートです。今日はいい天気、絶好のサイクリング日和です。
浦賀の渡し
スタートしたら、三浦半島とは逆方向に向かいます。
じゃーん、浦賀の渡しです。この辺りは湾が入り組んでいて、すぐそこの対岸に渡るためにかなりの大回りをする必要があります。そこで、渡し船が日常的な交通手段として使われている、というわけです。住宅街の中に渡し船の船着場があるのには違和感を覚えますが、地元の方にとっては見慣れた風景なんでしょうね。
乗船時間は2分ほどです。今回は乗りませんでした。せっかくのサイクリング日和、すこしでも長く走りたいですもの。
宮川公園
さて、気を取りなおしてライドスタートです。しばらくは海岸沿いを走ることになります。
左手に海を見ながら、見晴らしのよい道を快走します。途中、久里浜ではフェリーを見かけました。千葉県まで渡ることができるフェリーですね。東京湾一周のルートで使うとのこと。いつか挑戦してみたいものです。
三浦海岸から若干のヒルクライムをすると、宮川公園に到着です。
宮川公園は、風力発電の風車で有名な公園です。マグロと大根をモチーフにした不思議な像があったので、風車と一枚ぱちり。
海岸沿いの高台にあって、宮川湾を一望できる風光明媚なところでもあります。
三崎港で昼食
宮川公園を過ぎると、しばらくは下りです。気をつけてダウンヒルをしていくと、まぐろで有名な三崎港に到着です。港だけあって、新鮮な海産物をウリにした食事処がたくさん、迷うほどあります。ここでお昼だ!
数ある中から、今日のお昼は魚音にしました。時間帯が早く、さほど待たずに入ることができました。お昼時はものすごい混雑と聞いていたので、ラッキーでした。
海鮮丼どーん。まぐろの丼もありましたが、いろいろ食べたかったので海鮮丼にしました。新鮮で美味。
また来たいですね。
逗子でカフェ休憩
三崎港でお昼を食べたら、再びライドに戻ります。半島を北上して、マリーナで有名な逗子に到着しました。逗子もすごい人でした。道が狭いところに車が集中するので、大渋滞。自転車でも抜けられないほど細い道でした。
ただでさえよい天気な上、走っていないとなおさら暑く、体力を消耗しました。ここらで休憩だ。
なぎさ橋珈琲の逗子店です。オーシャンビューの喫茶店ですね。
ケーキセットをオーダーしてくつろぎます。エアコンが涼しい!文明の利器。
休憩が終わったら、再びライドに戻ります。
江ノ島
逗子を出てしばらく進むと、オーシャンビューの気持ちよい道が続きます。
夏を感じさせる暑さで、泳いでいる人もちらほら。楽しそう。
しばらく進むと、江ノ島が見えてきました。メディアでは見たことがありますが、実際にこの目で見るのは初めてです。すごいや、実際にあったんだ。
気の早い海水浴客がちらほら。
メディアで見たとおりの外見ですね。当たり前か。
江ノ島を散策したら、藤沢駅から輪行で帰ります。帰りの電車もさほど混雑せずにすみました。初めての路線で輪行するのは不安ですね。
おわりに
快晴の中、念願の三浦半島ライドができました。関東近郊からだと、確かにアクセスもよく海岸沿いで風景もキレイ、海鮮が美味でお店も豊富と、サイクリングルートとして申し分ない場所でした。また来たいものです。
とはいえ、気軽に来られる近さでもありませんし、オーシャンビューと海鮮なら近くに淡路島があるので、もっと淡路島に行くべきですね。
今回の軌跡
参考
関連ランキング:寿司 | 三浦半島その他
ろんぐらいだぁす6.5巻では、三浦半島のツーリングガイドが掲載されています。
ろんぐらいだぁす1巻では、第4話と第5話で、主人公が三浦半島でロングライドしています。