ライドの記録

日本最長クラスの島一周(環島)に挑戦!2018スポニチ佐渡ロングライド210に参加してきた【当日編】

はじめに

2018スポニチ佐渡ロングライド210、前日編では新潟から佐渡汽船のジェットフォイルで海を渡って佐渡島に上陸し、受付会場まで自走して前夜祭を楽しんでから、シャトルバスでホテルめおとに移動して、晩ご飯で海の幸を堪能したところまでを書きました。

日本最長クラスの島一周(環島)に挑戦!2018スポニチ佐渡ロングライド210に参加してきた【前日編】はじめに 日本各地で開催されるロングライドイベント、その中でもコースの距離が最長クラスのイベントが「佐渡ロングライド」です。ロングライ...

いよいよイベント当日、210kmのロングライドイベントは初めてです。マイペースで完走するぞ。

スタート地点に移動

熟睡できずに寝たり起きたりしていたら、いつの間にか2時になっていたので起床。ライドの身支度をして会場向けのシャトルバスに乗ります。ホテルめおとが始発だったので、ささっとバスに乗り込んでしばらくうとうとしました。

途中のホテルや旅館でシャトルバスの乗客を拾いつつ、30分程度で会場に到着です。前日に預けておいた自転車を引き取って、ライドの準備をしてから手荷物を預けます。手荷物はクロネコヤマトさんが500円で預かってくれます。ゼッケン番号と名前を書いた荷札をあらかじめ荷物に付けておく必要があるので注意です。後で気づいたのですが、ヤマトさんの受付が17:00までのため、それまでに戻ってきて荷物を引き取る必要があります。ゴールが遅くなりそうな場合、注意が必要です。

手荷物を預けたら、スタート地点に移動するための待機列に並びます。Aコース1組はすでにスタート地点に移動していました。1組でエントリーするなら、シャトルバスは使わず、自走か自家用車でトランポする必要がありそうです。

スタート地点の様子です。たくさんの人と自転車。Aコースの1〜3組だけで1700人程度が参加していたとのこと。改めて見るとすごい人数です。

この頃になると天候の回復傾向がはっきりしてきて、気分が盛り上がってきます。絶好のサイクリング日和になりそうです。

宿からは、朝食の代わりにお弁当がいただけます。お弁当は、おにぎり二つとバナナでした。スタート前の補給はこれで十分です。

いよいよスタート時間、一列6人×3列の18人ごとにスタートです。サドイチを楽しむぞ!!

前半の大佐渡

スタートすると、まずは佐渡島の北半分、いわゆる大佐渡を進むことになります。折り返し地点が昨日ジェットフォイルで到着した両津港で、お昼ご飯のお弁当が提供される、BS(Bento Station)になっています。

スタート直後は参加者が密集しやすく、周囲の状況には注意が必要でした。片側の車線を埋めるほどの台数で、交通の邪魔にならないかひやひやしたのですが、地元の方はこの日に備えて車の利用を控えてくださるとか。地元のおもてなしと配慮に感謝です。とはいえ、交通規制をしているわけではないので、自転車からも周囲への配慮は必要でしょう。

道が混んでいるということは、エイドも混雑しているということです。特に第1エイドのトイレはすごい混雑でした。第1エイドは20km程度と補給やトイレの必要がない人も多いでしょうから、第2エイドまで進んでしまうのもアリだと思いました。ちなみに、私はせっかくの機会にすべてのエイドを体験したかったので、第1エイドで休憩しました。

第2エイドの入崎SSです。SSはSweets Stationとのこと。甘いものがいただけました。

第二2エイドを出発してしばらく進むと見えてくるのが、こちら。噂のZ坂です。Z字に折り返しながら標高を上げていく坂です。

まだ序盤なので、消耗を押さえるべくインナーローでマイペースに登ります。坂の折り返しで写真を撮る程度には余裕がありました。

Z坂を越えてしばらく進むと、大野亀が見えてきます。標高167mの一枚岩が海に突き出した、佐渡を代表する名所です。

大野亀 | さど観光ナビ

草原と一枚岩の組み合わせが、日本らしからぬ景色を作っています。

周辺には50万株にもおよぶトビシマカンゾウの群生地が広がっていて、5月下旬~6月上旬が見頃とのこと。ちょうどこの時期なのですが、ここからは見えないみたいですね。別の機会に訪れてみたいものです。

田植えの終わった田んぼと日本海を背景に一枚。ここまでよいペースで進んできたので、写真撮影ついでに休憩です。

どこも長閑でよい景色です。

第3エイドのはじき野ASです。ここではお味噌汁がふるまわれていました。汗をかいた身体にお味噌汁はサイコーでした。まさに身体に染み渡る感覚です。

海岸線を南下して、両津港を目指します。

両津BSで昼食

しばらくペダルを回していると、見覚えのある風景が目に飛び込んできました。両津港です。

6種類のお弁当から1つ選ぶことができました。今回は新潟名物のブリカツ弁当をチョイス。

肉団子も美味しそうです。

米どころならではの美味しそうなおにぎり!!お弁当に加えてお味噌汁もいただけました。あと、笹団子やプリン、いちごなど、甘味も盛りだくさん。これで後半もばっちり走れそうです。

参加者、みな思い思いに昼食を楽しんでいました。ドーム内は日陰になっていて、この日はちょっと寒かったですね。日の当たるところで食べればよかったです。

後半の小佐渡

両津BSを出発すると、いよいよ後半戦です。佐渡島の南半分、いわゆる小佐渡を進みます。例年でしたら海岸沿いの平坦ルートを進むところですが、今年は落石による通行止めの影響で、内陸側の赤玉両津港線を通ります。ここは400m近い峠になっていて、厳しいヒルクライムルートでした。

木洩れ日のヒルクライムで、新緑が目に気持ちよい風景でしたが、当然のように写真を撮る余裕はナシ。それでも、なんとか足つきせずに登り切れました。ただし、登ったからには降りないといけません。ダウンヒルは対向車があると危険なため、待ち時間があったこともあったとか。私の場合は、待たずに降りることができてラッキーでした。

降りきったところの海岸線で一枚。

キレイな海ですね。ずっと海岸沿いを走るので、横を向いたらいつでも海が見えます。

しばらく進んで、第5エイドの多田ASに到着しました。お昼をまわって、かなり暑くなってきました。水分補給をこまめにするよう気をつけます。各エイドでは、水以外にコーラとアクエリアスのサービスがありました。スポンサーにコカコーラがついているためですかね。ミネラルと塩分補給にアクエリアスがありがたかったです。

しばらく進んで、次は第6エイドの小木ASです。

ここでは、名物のしんこ餅がふるまわれていました。疲れた身体に甘いものが染み渡ります。ばっちり補給して、完走するぞ。

小木ASは小木港にあるため、停泊しているフェリーが見られました。

このフェリーで直江津まで行けるわけです。

よい天気だったので、遠くに北アルプスを見ることができました。後で聞いたところ、なかなか見られない景色だそうで、見られてラッキーでした。

前日の悪天候が嘘のよう、本当にいい天気です。

そうこうしているうちに、最終エイドの素浜ASに到着しました。補給食は各エイドで基本は変わらず、おにぎりとクロワッサン、それにバナナでした。冷たい水で濡らしたおしぼりが気持ちよかったです。残り30kmほど、軽く補給して出発です。

日ざしがキツくなってきて、暑い。あまりに暑く感じたので、アームカバーに水をかけたら、ダウンヒルで冷えすぎて寒かったです。ここでの冷えが、後々の体調不良につながることに。もう少し考えて行動しないといけませんね。

それでもペダルを回して、なんとかゴールしました。Aコース210km完走です。

ゴールでもエイドが設置されています。隣には屋台も出店していて、ゴール後の休息を楽しんでいる参加者がたくさんいました。

完走証です。無事に完走できてよかった。うれしさがじんわりとこみ上げてきます。やったぜ。

コース変更で獲得票港が増えて厳しいコースでしたが、海と山を眺めながら、佐渡島を満喫できたロングライドでした。楽しかった!!

今回の軌跡

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください