ライドの記録

日本最長クラスの島一周(環島)に挑戦!2018スポニチ佐渡ロングライド210に参加してきた【後日編】

はじめに

2018スポニチ佐渡ロングライド210、当日編では佐渡島を無事に一周してイベントを楽しみ、ゴールしたところまでを書きました。

日本最長クラスの島一周(環島)に挑戦!2018スポニチ佐渡ロングライド210に参加してきた【当日編】はじめに 2018スポニチ佐渡ロングライド210、前日編では新潟から佐渡汽船のジェットフォイルで海を渡って佐渡島に上陸し、受付会場まで...

後は後泊の宿で一泊して帰るだけです。ライドがないと、それはそれで気が楽ですね。残り少ない滞在時間、滅多に来られない佐渡島を満喫するぞ。

ホテルに移動

日頃の練習のおかげか早めにゴールできたため、予約したシャトルバスまで時間があいてしまいました。後泊のホテルは両津港の周辺で、佐和田からは距離にして15kmほど。早くチェックインしてお風呂に入りたいし、15kmくらいなら自走しちゃう、なんて考えたのが運の尽きでした。

ヤマトさんのブースでスタート前に預けた手荷物を受け取ったら、背中に背負って両津港に向けて出発しました。ほどなく後悔がおそってきます。というのも、佐和田から両津港までを結ぶ国道350号線は、緩やかなアップダウンが連続するコースなのです。普段ならどうということはないアップダウンですが、210kmを走った後に荷物を背負って走るには厳しいコースでした。途中でくじけそうになり会場まで引き返してシャトルバスに乗ろうかとも考えましたが、すでに半分近く進んでいたため、勢いで進むことにしました。

疲労困憊しながら、ようやくホテルに到着です。二度とやらんぞ。次があったら絶対にシャトルバスを使う!!

佐渡グランドホテルにチェックイン

後泊のホテルは、加茂湖のほとりにある佐渡グランドホテルです。

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佐渡ロングライド期間中だけあって、ロードバイクは完成車の状態のまま、宴会場の片隅に用意された専用スペースに置くことができました。スタンド代わりに折りたたみ机が並べられていたのが新鮮でした。冨士ヒルクライムのホテルでも、同じように机がスタンド代わりになっていたので、定番の手法なんでしょう。

部屋に行ってから荷物を置いて、まずはお風呂です。ライド後の汗を流してゆったりと疲れを癒やします。この時点で、のどが痛くて体調も今ひとつでした。やはり終盤で身体を冷やしたのがよくなかったですね。

お風呂から戻ったら、晩ご飯の検討です。予約は朝食のみでしたので、両津港方面に食べに出ることにしました。

いしはら寿司で夕食

晩ご飯は、いしはら寿司にしました。多少分かりにくいとは聞いていましたが、本当に分かりにくいですね。勇気を出してのれんをくぐりました。ちょっと孤独のグルメっぽくて楽しかったです。

いしはら寿司 | さど観光ナビ

何の変哲もない建物を入ると、内廊下のようになっていて、その先に店舗があります。

新鮮な旬の味覚がせいぞろい、まずはサワラの炙りポン酢から。さわやかなポン酢の酸味が新鮮なサワラとぴったりです。

ブリカマです。佐渡ではブリがおすすめのようです。ブリカツも美味しかったな。

カワハギのキモ和えです。完全にお酒のあてですが、そのまま食べても美味しい!!新鮮なキモじゃないとこの味は出せないとか。もう少し暑くなると、キモがだれるのでメニューから下げるそうです。食べられてよかった!!

サワラが美味しかったので、もう一つ。サワラの西京焼きです。お店の大将が調合した特製味噌が、独特の風味を出してくれていました。美味。

締めは、地元特産の海産物をふんだんに使ったお寿司です。どれも新鮮で美味しかったです。海の幸三昧を十分に楽しめました。

また来られるといいな。

ホテルに戻ったら、帰路に向けた荷造りをして床につきました。寝不足と疲労で、あっというまにぐっすり熟睡できました。

加茂湖散策

翌朝はスッキリとした目覚めでした。フェリーはお昼過ぎなので、一番遅い10:00のシャトルバスで両津港に向かうことにします。シャトルバスの出発までは、ホテルでゆったり過ごすことにしました。まずはホテル周辺を散策します。

ホテルの前は、加茂湖という湖になっています。湖といいつつ海とつながっていて、汽水湖です。穏やかな湖面を活かした、牡蠣などの養殖が盛んだとか。

長閑でよい景色です。天気もサイコー、いつまでも眺めていたい。

一昨日の荒天が嘘みたいです。いしはら寿司でいっしょになった参加者の方によると、荒天のため直江津からのフェリーは初便を除いて出港できず運休だったとか。新潟からのジェットフォイルで結果オーライでした。

透き通ったキレイな湖面です。

両津港へ移動

時間になったので、シャトルバスで両津港に移動します。

佐渡ロングライドの参加者でいっぱいでした。他には、何人かで乗り合わせて自家用車で来ている方もいました。ぼっちライダーにはちょっとうらやましい。いつか仲間を見つけてハイエースでトランポしてみたいな。

両津港ではトキのゆるキャラ??がお出迎え。

また来年も来られるといいなぁ。

改札と出港までは時間がありますが、例によって改札内で輪行袋を預かってもらえました。身軽になって、おみやげを物色します。

ロングライド記念のお酒です。商魂たくましい、感心です。

せっかくの機会ですから、ターミナル内を探検です。

カーフェリーをモチーフにした擬人化キャラクターです。設定が細かい!!

展望台があったので、登ってみました。佐渡が一望できますね。ガラス越しなのが、ちょっと残念です。

いい天気だなぁ。

帰る前にライドを楽しんだとおぼしきロードバイク乗りが、続々と港に到着していました。私は、さすがに走る気になりませんでしたね。

食事処よろこんでで昼食

お昼になったので、ターミナル内の食事処でお昼にすることにしました。フェリー内でもご飯が食べられますが、佐渡島で食べたかったのです。

ブリカツ丼をいただきました。

味付けされたブリカツが4枚、ご飯の上に鎮座しております。何度食べても美味しいですね、ブリカツ。

食べ終わって周りを見ると、順番待ちのお客さんでいっぱいでした。みんな考えることは同じですね。

カーフェリーに乗船

時間が近づいて、改札が開いたので、輪行袋を回収しつつフェリーに乗船します。

大型のフェリーで、船内を探検しがいがあります。デッキからの眺めがいい感じ。

いつまでも眺めていたい。

乗船したタラップがあんなに遠い、フェリーの巨大さが実感できます。

輪行袋は、臨時に設置された単管ハンガーに引っかけて預かってもらえます。行き届いていますね。

今回乗船したのは、おけさ丸です。カーフェリー三姉妹では長女だとか。見た目はおしとやかだが、姉妹の中では一番パワフルだそうです。

フェリー内には売店や食堂が整備されていて、品揃えが大変豊富でした。四国行きのオレンジフェリーより充実しています。

佐渡とサドルをもじったパン。お昼を食べていなければ買ったんですけどね。

新潟限定のルマンドアイス ロイヤルミルクティーです。後で買おう。

ロングライド記念がここにも。210mmの長さを誇るヒレカツをのせたカツカレー。950円はお買い得ですね。やはりお昼はフェリーにすればよかったか。

美味しそう!!

キンキンに冷やされた地ビールも置いてます。出港までにきっちり売り切れていました。

今回は、ちょっと奮発して1等のイス席を予約しました。1等はイスとじゅうたんがありましたが、スペース的にはイスのほうが余裕がありました。おかげで快適な船旅になりました。

ただ、船内をうろうろとしていたので、イス席はあまり活用できませんでした。ここでは飲食もしづらく飲酒も禁止ですので、仲間とワイワイやりたい人は、2等にしてデッキやホールに陣取るようです。

海をぼーっと眺めながら、出港を待ちます。

新潟港へ出港

時間がきて、いよいよ出港です。

向きを変えて、港を出ます。

ルマンドアイスを買ってきました。念願達成です。ちゃんとミルクティーの味がしました。美味。

調子に乗って、佐渡のミルクで作られたソフトクリームも買ってしまいました。こちらも濃厚で美味。

今日も遠くに山々が見えました。いい天気でラッキー。

新幹線で帰宅

新潟港からバスで新潟駅に移動します。バスは混雑するので、早めに下船すると吉。

新幹線で帰路につきます。帰りの上越新幹線はMaxときです。2階建て車両の2階がグリーン席、1階が普通席の車両でした。

階段がカーブしていて、輪行袋を抱えて下りるのは苦労しました。下りたら下りたで固定式のテーブルが悩ませてくれました。なんとか自転車をイン。

東京で新幹線を乗り継いで、無事に帰宅できました。のどが痛くなる体調不良を数日ひきずったものの、おおむね無事なライドでした。

おわりに

日本でも屈指のロングライドイベント、佐渡ロングライドに参加できて念願がかないました。13回目と回を重ねていることでイベント運営がこなれていて、心おきなくイベントを満喫できました。前日の荒天からは嘘のような天候にもめぐまれ、佐渡島の景色を楽しみ尽くせたと思います。

落石でコース変更となり、獲得標高が増えて厳しいコースになりましたが、このコースで佐渡ロングライドが開催された貴重な経験と思えば、それはそれでよし。道路が復旧して通行止めが解除されたら、キレイな佐渡島一周をやりなおしてみたいですね。

次は、グループでイベントに参加してみたいですね。誰かと一緒なら、より楽しめるかも。ぼっちライダーにはハードルが高いですが、いつかの目標ということで。

今回の軌跡

次は絶対にシャトルバスを使います。イベント当日、完走後の自走はやめよう。背負った荷物の重さをはかってみたら、8kgもありました。よくホテルまでたどり着けたな、と我ながら感心です。

参考

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