ブルベやロングライドを楽しむサイクリストの定番、オルトリーブの新型サドルバッグを購入しました。従来型からの買い増しです。
オルトリーブのサドルバッグは、防水性に優れた素材をシームレス圧着により整形した防水サドルバッグです。サドルレールにアタッチメントを取り付けて固定するため、ベルクロのみの固定に比べるとバイクにしっかりと固定され、多少バイクを振っても違和感やバッグに振り回される感覚はなく、1泊程度の荷物と共に快適にライドできます。
WATERPROOFを謡うだけあって防水性能はピカイチです。従来型を使って雨の中を何度もライドしましたが、バッグ内に浸水したことは一度もありません。雨天時に後輪が巻き上げる水や泥はねからも、荷物や背中を守ってくれます。バッグは汚れてしまいますけどね。
そんな定番サドルバッグの新型とあって、あんまり下調べせず安心して購入しました。
オルトリーブ(ORTLIEB) サドルバッグ2/4.1L F9421 スレート/ブラック
左側が1.6L、右側が4.1Lです。色は無難にスレートを選びました。他にシグナルレッドとライムの2色がラインナップされています。防水のタグが目立ちますね。
パッケージは従来品と同じく、台紙にアタッチメントが固定される方式です。アタッチメントは従来モデルと互換性があります。サドルバッグごとにアタッチメントが付属するため、アタッチメントが余ってしまいました。バイクが増えても安心だ!?
台紙から外しました。こちらがバイクへの固定部分、つまり上面です。従来モデルとはロールクロージャーの構造が変わっています。従来はサドルバッグの後端でバックル留めするところ、新型ではサドル側からのバックルで留める形態になりました。
荷物を詰め込んだときの安定性は、新型の方が優れています。従来型はロールアップが荷物の膨張力に負けて戻ってしまうことがありましたが、新型はフタをするように引っ張っているので心配無用です。荷物が多いときにロールアップ回数を少なくした際の安定性も抜群です。
従来型で評判が悪かった内部のナットについても、新型は数が減った上に出っ張りが少なくなっています。
これならわざわざ改造する必要もなさそうです。嬉しい変更点ですね。
リアライトを取り付けるためのデイジーチェーンです。従来型にも固定パーツがありましたが、バッグ下面だったのでリアライトの取り付けには使いづらかったんですよね。新型のデイジーチェーンは下面から後面にかけて備え付けられているので、後方からの視認性もばっちりです。
従来型のサドルバッグLと新型のサドルバッグ4.1Lの比較です。上が新型、下が従来型です。ほぼ同じ大きさですね。ちなみに従来型のLは、カタログスペックで容量2.7Lです。オルトリーブの容量表記は当てにならないので気にしないのが吉。
左が従来型、右が新型です。新型のほうが若干細身です。容量は同じくらいですかね。新型だとロールアップ回数を少なくして容量を増やしやすそうなので、新型の方が大容量として使えるかもしれません。まずは近場のロングライドで試してみようと思います。