α7C用に新しいSDカードを購入しました。
Kingston Canvas React Plus SD メモリカード
α7CのメモリーカードスロットはUHS-II対応です。手持ちのSDカードでUHS-IIに対応しているのは、α7 III用に購入した1枚だけです。α7Cでは動画撮影に挑戦してみたいので、大容量で高速なSDカードを新しく買い足すことにしました。
一時期話題になったProGrade Digitalに手を出してみようと思ったものの、AmazonではGoldもCobaltも軒並み品切れでした。マーケットプレイスではいくらか出品されていますが、あまり手を出したくはありませんね。USからの海外通販は送料が高く到着まで時間がかかるので気が進みません。
そんなわけで国内で手に入るUHS-II対応のSDカードを探していたら、キングストンのSDカードに行き着いたわけです。
キングストンのSDカードには、Canvas Select Plus、Canvas Go! Plus、Canvas React Plusの3種類がラインナップされています。Canvas React Plusはプロ向けの製品です。読み取り300MB/s、書き込み260MB/s、UHS-II U3 V90の高速なSDカードです。
価格的には、Amazonで購入できるSanDiskの同等性能な並行輸入品に対して容量が倍という感覚です。海外通販で購入できるProGrade Digital Cobaltよりもわずかに安価です。お手頃価格でお買い得です。
UHS-IIの特徴ともいえる端子群です。破損が心配なので、丁寧に扱いたいところ。ソニーのTOUGHシリーズなら少しは気兼ねなく扱えるんでしょうが、価格差を考えると贅沢は言えませんね。
α7Cはメモリーカードスロットが一つだけ備わっています。イマドキのカメラらしく、当然UHS-II対応です。このSDカードの性能も十分に引き出せるはず。128GBもあれば、写真撮影はもちろんのこと、動画撮影しても容量を気にする必要はなさそうです。ただし、4K動画を撮影すると残容量が気になるかもしれません。ただ、容量に困るほど長回しはしないと思います。編集も大変ですし。
Canvas React PlusにはSDカードリーダーが付属します。USB 3.0に対応した立派なSDカードリーダーなのですが、すでにカードリーダーは何個か持っているので使う機会がなさそうです。
SDカードリーダーなしの安価なモデルもラインナップされると、さらに買いやすくなるんですけどね。
せっかくなので、ベンチマークを取ってみました。ベンチマークソフトは定番のCrystalDiskMark 7.0.0h、カードリーダーはSanDiskのImageMate Proです。
公称スペックの読み込み300MB/s、書き込み260MB/sは出ていませんが、読み書きともに軽く200MB/s超えの性能が出ています。数値自体は他のカードと比べてみないとなんとも言えませんね。UHS-IIでなければ出せない数値が出ているので、よしとしましょう。
SDカードリーダー付きのUHS-II V90なSDカードがお手頃価格で購入できました。これでα7Cを思い切り使い込めます。どこに撮影に出かけようかな。
ところで、SDカードも高速で安価になったものです。手持ちのSDカードは古いものも多く、相対的に速度が遅くなってしまったSDカードも多数です。いくらかSDカードを整理して、高速なSDカードに入れ替えるのもよいかもしれません。SanDiskの読み込み170MB/sなSDカードなら、並行輸入品で128GBが4000円ほどで購入できるので、ちょっとクラクラきますね。