久々に、USBメモリを購入しました。
最近はクラウドストレージサービスが普及したこともあって、以前は活躍したUSBメモリも、最近はめっきり出番が減っています。16GBから32GB程度のデータを直接やり取りする機会が減りましたし、家庭内ならネットワークでデータ共有できるので、USBメモリを使う機会が少ないのです。COVID-19のせいで外出の機会がなくなったことも、USBメモリ活用シーンの減少に拍車をかけています。
ところが、最近USBメモリに保存した音楽をカーナビで音楽を聴く機会が増えてきました。久々に引っ張り出してきたUSBメモリを使っていたのですが、妙に書き込みが遅く感じます。よくよく見ると、なんとUSB 2.0対応のUSBメモリでした。道理で遅く感じるはずです。カーナビで使う分にはUSB 2.0の速度で十分ですが、パソコンで音楽ファイルを書き込むときにはもう少し速度が欲しい。というわけで、USB 3.0対応のUSBメモリを購入したわけです。
今回は特にこだわりもなく、お手頃な値段のUSBメモリを選びました。グリーンハウスのコストパフォーマンス重視モデルです。16GBと32GBで大した価格差がなかったため、32GBを選びました。
外装はアルミニウムで安っぽさはさほど感じさせません。お値段1000円程度を考慮すると、十分な作りです。
コネクタは格納式です。外装を取り払うと、中身はさらに小さくできそうですが、あまりにも小さいと使い勝手が悪いのでこれくらいの大きさがちょうどよいです。
裏面にはグリーンハウスのロゴがひっそりと印刷されています。自己主張しないロゴが好ましいですね。実際にカーナビで使うときにはほとんど目に入らないとはいえ、たまに目に入ったときでもうるさくないデザインは好みです。
USB 3.0の実力を見るべく、CrystalDiskMarkでベンチマークしてみました。
Readが100MB/s、Writeが17MB/sです。ReadではUSB 3.0の性能を活かした速度が出ていますが、Writeが思ったより速度が出ないんですね。
これまで使っていたUSB 2.0のUSBメモリでも測定してみました。Writeが10MB/s弱で、確かに遅いものの、Readほど差はつかないんですね。それでも倍近い速度が出ているので、音楽ファイルを書き込む時間が半分程度になると期待できます。実際に音楽ファイルを書き込んでみたところ、今までのUSB 2.0対応USBメモリのときより明らかに短時間で書き込むことができました。
音楽ファイルを書き込む機会は多くありませんが、さほどコストをかけずに待ち時間が短くなって容量も増えたので、よい買い物でした。たくさんの音楽ファイルを用意して、豊かなカーナビ音楽ライフを送りたいと思います。