3.5インチのHDDを2台内蔵して外付けHDDとして使用できる、USB 3.1 Gen2接続の外付けHDDケースを購入しました。
現状、デジタルカメラで撮影した画像ファイルは、PC内蔵のストレージに保管しています。ストレージ容量はiMacのFusion Driveで3TBありますが、システムドライブやその他データと共用のため容量が心許なくなってきていました。次にPCを買い換えるとしたら内蔵ストレージはSSDを選びたいですが、3TBもの大容量は価格的に手が出ないため画像ファイルの保管場所を見直そうと思っていました。
画像ファイルはAdobe Lightroomで管理しています。カタログデータはPCに直接接続したストレージに保存する必要がありますが、画像ファイル自体はネットワークドライブにも保存できます。ネットワークも10GbEや2.5GbEが使えるようになりつつあるとはいえ、直接接続にはまだまだ比べられません。そこで、外付けHDDケースを購入して大容量のストレージをPCに直接接続しようというわけです。
今回は、お値段重視で玄人志向のHDDケースを選びました。昔は茶色い段ボール箱に怪しいおじさんのイラストが描いてあった記憶がありますが、普通の化粧箱になっていて驚きました。
本体はアルミボディでしっかりした造りでした。金属筐体らしくずっしりと重いです。重量がなんと1kgちょい、重く感じるはずです。側面にはMOBILE TwinDriveのロゴが踊っています。ツインドライブはともかく、モバイルはちょっと無理があるんじゃないでしょうか。
背面にはコネクタ・スイッチの他に、ケースを固定するネジが配置されています。HDDの取り付け・取り外しにはドライバーが必要です。頻繁につけ外しするものでもないので、問題にはならないでしょう。
PCとの接続端子はUSB Type-Cです。電源スイッチもありますが、本体連動の電源制御機能も備えています。PCの電源がオフになると、HDDケースの電源もオフになります。デスクトップ利用では嬉しい機能ですね。
付属品です。USBケーブルが2種類付属するのが嬉しい気配りです。今回はUSB 3.0対応のUSB Type-Aコネクタに接続するため、USB Type-A & Type-Cのケーブルを使います。いずれUSB 3.1 Gen2対応で接続してやりたいものです。
2.5インチのHDDやSSDをマウントするためのマウントアダプタも付属します。大容量のSSDが手頃な価格で入手できるようになれば、SSDに交換してみるのもよいかもしれません。HDDの容量増加ペースも鈍っていくでしょうからね。
HDDを取り付けるフレーム部分を取り出してみました。緩衝や衝撃吸収には全く配慮されていない無骨な造りです。HDDのシーク音やアクセス音が気になるかもしれません。その際は衝撃吸収・吸音パーツを見繕ってみようと思います。
価格の割にしっかりした造りで付属品も充実していて、よい買い物でした。ストレージ製品は信頼性が重要なので、それなりの期間使ってみてから改めて評価しようと思います。
HDDの取り付けやセットアップは、また改めて書くつもりです。