古いSATA接続のSSDを再利用するため、UGREENのHDD/SSDケースを購入して試してみました。
SSDはかなり古いものなので速度にはこだわりませんが、一応USB 3.1 Gen 2対応のものを選びました。最近よく見かけるUGREENの製品です。
いたってシンプルな外観で好ましいデザインです。アクセスを表すインジケーターは青色のLEDです。輝度は低めで目立たず、こちらも好ましい。自己主張が激しいデザインは、うるさくて疲れてしまいますからね。
左側は艶ありの仕上げになっていて、触ると指紋が目立つのが難点でした。右側のケース部分は艶消しの仕上げなのですが、こちらも触れると汚れが目立ちます。常に接続し続ける使い方の方が良いかもしれません。少なくとも、持ち歩いて頻繁に抜き差ししたくはないですね。
ケーブルはUSB 3.1 Gen2対応のType-A & Type-Cケーブルが付属します。安いケースに付属のUSBケーブルは品質が今ひとつ、という噂も聞きますが、このケーブルはどんなもんでしょうか。
さっそくSSDを取り付けます。用意したSSDはIntel SSD 330シリーズの120GB品です。
取り付けはネジ不要です。ケースをスライドさせて開放し、SSDを滑らせるようにしてコネクタに取り付けます。固定は左右のスポンジで圧力をかけて固定するタイプ。SSDは軽量なので、ずれる心配はないでしょう。何より持ち運んで使いませんしね。
速度を期待するようなSSDや使い方でもありませんが、せっかくなので転送速度を測ってみました。
読み出し450MB/s、書き込み140MB/sと、10年近く以前のSSDにしてはまぁまぁの数値です。当時はこれで驚くようなアクセス速度だったんですよね。USB 3.0のポートしか用意できなかったので、バス速度5Gbpsがボトルネックになっている点に注意。よくよく考えると、身近なパソコンのUSBポートが軒並みUSB 3.0なのでUSB 3.1 Gen 2対応ケースを買った意味はなかったかも。いつかパソコンを買い替えたときには活躍してもらいましょう。
2000円弱の買い物で、120GBのSSDを再利用できました。USB 3.1 Gen 2にこだわらなければ外付けケースが1000円程度で購入できますし、もう3000円ほど追加投資して500GBクラスの外付けSSDを新規購入するという手も、絶対的な金額は上がるもののコストパフォーマンスという意味ではよかったようにも思います。
とはいえ、手持ちのパーツを有効利用できたのは喜ばしい。ランダムアクセス性能の高さを活かして、LightroomのカタログデータをこのSSDに移動して使ってみようと思います。