QNAPのNASキットTS-453DにSSDを増設するために、拡張カードを購入しました。
QNAPのNASキットでは、一部のモデルでPCIeの拡張スロットを備えており、拡張カードを増設することができます。TS-453Dも拡張スロットを備えるモデルのひとつで、PCIe Gen2 x2のスロットを一つ備えています。
拡張カードは、10GbEポートやThunderbolt3など様々なポートを増設できる製品がラインナップされています。SSD増設に使える拡張カードでは、SSD増設のためにM.2スロットの他に10GbEポートを備えるものがあります。TS-453Dには2.5GbEポートがすでに搭載されていますし、PCIe Gen2 x2のスロットだと10GbEの性能をフルに発揮できないので、10GbEポートは不要だと判断しました。SSDは高速なNVMeを使いたかったので、QM2-2P-344を購入したわけです。
さっそく開封してみました。拡張カード本体の他に、NASに合わせて使い分けるブラケット、熱伝導のためのサーマルパッド、SSDの取り付けネジやゴム足が同梱されています。M.2のNVMe SSDは発熱が大きいので、サーマルパッド経由でヒートシンクに熱を逃して、ファンで冷却するわけです。
拡張カード本体です。PCIeは拡張スロット、M.2スロットともにGen3 x4です。TS-453Dの上限を超える仕様ですが、PCIeは後方互換性があるので問題なく使えます。PCIe Gen2 x4のQM2-2P-244Aという拡張カードもラインナップされているのですが、すでに販売終了だったことと在庫品の値段がQM2-2P-344と大差なかったことから、QM2-2P-344を選びました。
この拡張カードに先日購入したWD Blue SN550を取り付けてTS-453Dに増設していくわけです。ここしばらくはiMacやノートパソコンにメモリを増設するくらいで、スロット形式の拡張カードを扱うのは久しぶりです。自作パソコンを使っていた頃のことを思い出してワクワクしますね。