PC Peripheral

I-O DATA SSPV-USC960GE

次のメインマシンではTime MachineのバックアップをSSDで取得しようと思い、外付けSSDを購入しました。

I-O DATA / SSPV-USC960GE

macOSには差分バックアップを簡単に取得できるTime Machineという機能が備わっています。私もバックアップやデータ移行のため便利に活用しています。Time Machineのバックアップは外付けストレージかネットワークストレージに取得することができて、今まではUSB接続のポータブルHDDを使ってバックアップを取得していました。

ポータブルHDDはケーブルボックスの中に入れて駆動音が気にならないようにして使っていましたが、最近デスクの設置場所を変更してケーブルボックスが使えなくなりました。ケーブルボックスなしだとHDDの駆動音が若干気になったので、無音で使えるSSDにバックアップを取得しようと思ったわけです。

最近はSSDの価格もこなれてきて、1TBで1万円程度です。メインマシンのストレージ利用は、写真のRAWファイルを除けば1TBに余裕で収まるので、1TB程度のSSDを探してこのI-O DATAのSSDに落ち着いたわけです。

USB外付け接続で容量1TB程度のSSDは、PS5に増設してPS4のゲームを保存するための製品が多くラインナップされています。このSSPV-USCシリーズもPS5向けをうたった製品です。白を基調とした外観がPS5とベストマッチしそうです。PC周辺機器というと黒基調が多い中、白基調の製品は貴重です。

裏面もシンプルな外観です。容量がでかでかとプリントされているのはご愛嬌。240GB, 480GB, 960GBの容量がラインナップされています。価格容量比で評価するなら960GBが一番お買い得です。

本体のコネクタはUSB Type-Cです。microBよりケーブルの使い回しがしやすくてよいですね。今回は据え置きでの利用ですが、持ち運んで利用する際も便利です。

本体の他には、スタンドとケーブルが付属します。スタンドはSSDを立てて利用する際に使います。立てて使うとちっちゃなPS5といった趣で、PS5とさらにマッチするとか(笑)

ケーブルはUSB Type-A / Type-CのUSB 3.2 Gen 2対応ケーブルです。OWC Thunderbolt 3 DockのUSB Type-Aポートに接続して使うつもりだったので、Type-Aコネクタのケーブルはちょうどよかったです。

アクセスランプは本体上部にあります。青色LEDで輝度は控えめ、さほど目立たないのが嬉しいです。Time Machineバックアップは夜中でも定期的に実行されるので、アクセスランプが眩しいと気になることがありますからね。

SSPV-USCシリーズは、サイズが約46(W) × 72(D) × 11(H) mm、重さが約34gと小型軽量です。SDカードアダプタと比べると、ご覧の通りの小ささです。持ち運びはもちろん、据え置きで使う場合でもサイズが小さいのはありがたい。設置の自由度が段違いです。

ベンチマークを取得してみました。OWC Thunderbolt 3 Dock前面のUSB 3.1 Gen 1ポートを使って付属のケーブルで接続しています。

カタログスペックのRead 500MB/s、Write 450MB/sに及ばないのは、USB 3.1 Gen 1ポートに接続したからかもしれません。バックアップディスクとしては十分な速度なので、ひとまずこのまま使います。気が向いたらUSB 3.2 Gen 2で接続して測定してみよう。

外付けSSDで完全無音のバックアップ環境を整えることができました。Time Machineはシステム丸ごとのバックアップなので細かいファイルへのアクセスも多く、SSDだとHDDよりも素早くバックアップできています。オフラインの長期保存だとSSDはHDDに比べて不安が残りますが、Time Machineは常に本体に接続されているオンラインのバックアップなので、特に気にすることはないはず。気になるようであれば、NASのHDDを使ってネットワーク経由でTime Machineバックアップを取得すればよいでしょう。

I-O DATA / SSPV-USC960GE

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