自転車の機材

CARACLE-S に RIXEN & KAUL の KLICKfix アタッチメントで ORTLIEB のハンドルバーバッグを取り付ける!

先日購入した折りたたみ自転車「CARACLE-S スポーツ rev.4」にバッグを取り付けました。購入してから全然乗れていなかったので、バッグでもつければ使いやすくなるだろうと、思い切って取り付けてみたわけです。

CARACLE-Sには、ヘッドチューブにヘッドマークがあしらわれたプレートが設けられています。これは単なる飾りではなく、アクセサリーを装着するための台座でもあります。プレートには16/30mmのM6ダボ穴が設けられていて、いろいろなマウントが装着できます。

マウントはいろいろありますが、定番はRIXEN & KAUL(リクセン&カウル)のKR822です。KR822はKLICKfixという固定規格に対応していて、サードパーティのバッグも固定できます。ちょうど、サドルバッグを愛用しているORTLIEBのハンドルバーバッグがKLICKfix対応だったので、合わせて購入しました。

RIXEN & KAUL (リクセン&カウル) / KR822

まずはマウント側、KR822です。KLICKfixのロゴがあしらわれた赤いボタンが目をひきます。

マウントとしては何の変哲もありません。バッグの下側にスペースを確保するため、固定箇所から若干上側にオフセットされる構造になっています。

赤いボタンの反対側が固定爪になっていて、バッグ側の固定具を噛み込んで固定します。

付属品はM6のボルトとスペーサーです。スペーサーは30mmピッチのダボ穴に固定する際に使います。CARACLE-Sは16mmと30mmのどちらにも対応可能ですが、ピッチが広い方が安定するでしょうから30mmピッチで固定することにしました。

さっそくCARACLE-Sに取り付けてみました。KLICKfixの赤がフレームの赤とマッチして、いい感じです。まるで純正オプションのようです。KR822の固定部に設けられた溝がCARACLE-Sのプレートと干渉して機能しないため、付属のボルトだと長さが不足します。少し長めの25mm程度のボルトを使うときっちり固定できます。

さて、これに取り付けるバッグはORTLIEBのハンドルバーバッグを選びました。

ORTLIEB (オルトリーブ) / アルティメイト6 クラシック 7L ブラック

ORTLIEBのハンドルバーバッグは、種類と容量の組み合わせが多岐に渡ります。今回はアルティメイト6 クラシックから容量7Lのものを選びました。大きすぎるとタイヤに干渉しますし、小さすぎると容量不足のおそれがあります。バッグ類は「大は小を兼ねない」ので、選び方が悩ましいですね。

Made in Germany、いつものORTLIEB品質で信頼がおけます。ORTLIEBのサドルバッグは大のお気に入りですからね。

CARACLE-Sに取り付けてみたところです。

割ときれいに収まりました。

マウントがヘッドチューブに固定されているので、ハンドルを切ってもバッグは動きません。バッグが少々重くなっても安定して使えそうです。

気になるタイヤとのクリアランスは5cm弱くらいです。バッグに荷物を入れて、段差を越えたときにタイヤに干渉しないかが気になりますね。一度、近場で実走して確かめてみなければ。

ワンタッチで取り外してショルダーバッグになるのが、KLICKfixのいいところです。7Lも容量があれば、ちょっとしたポタリングには十分な容量でしょう。CARACLE-Sはシートポストが長くシートチューブが短いため、サドル近くに重量物を固定するのは気が引けます。その点、ヘッドチューブに固定する方式なら多少重くなっても問題ないはず。バッグに荷物を入れて、ポタリングと洒落込みたいと思います。

RIXEN & KAUL (リクセン&カウル) / KR822

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