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FiiO LF-RB 専用の小型高性能 DAC モジュールオプション「LF-TC」

マグネット式オーディオプラグを採用したLF-RB専用のUSB DACを購入しました。

FiiO / LF-TC

LF-RBはマグネット式のオーディオプラグにより、2.5mm/3.5mm/4.4mmプラグの交換を素早く簡単に、かつ確実に行うことができます。通常はいずれかのプラグでオーディオ機器に接続するわけですが、LF-RBのマグネット式オーディオプラグに対応した専用DACであるこの「LF-TC」を使うと、2.5mm/3.5mm/4.4mmプラグを使わず直接USB Type-C端子にLF-RBを接続できるわけです。

DACとしての性能は既に発売済みのUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「KA1」と同等です。アンプ統合型DACチップ「ES9281AC PRO」を超小型のL字型筐体に搭載し、PCM384kHz/32bit,DSD256に対応(DoP再生ではDSD128への対応)し、イヤホンを軽々ドライブする45mW@32Ωの出力と、THD+N=0.0005%、S/N比=114dBrの低歪み/低ノイズを実現しています。

LF-RB付属の2.5mm/3.5mm/4.4mmプラグと同じマグネット式のオーディオプラグに準拠したコネクタを備え、ワンタッチでプラグとDACを切り替えることができます。

LF-TCが活躍するのは、USB Type-Cコネクタのみでオーディオコネクタを持たない機器に有線イヤホンを接続したいときです。手持ちのデバイスではiPad Pro 12inchがUSB Type-Cのみでオーディオコネクタなしのデバイスで、LF-TCにうってつけ。さっそく接続してみたところ、すっきりと有線イヤホンを接続することができました。USBスティック型のDACを使ってオーディオプラグで接続するよりもミニマルな仕上がりで大満足。iPhone付属のEarPods with Lightning Connectorと似たような仕上がりですね。音の方もUSB DACにオーディオプラグで接続した場合と比べて遜色ありません。

他のオーディオ機器と接続したい場合も、マグネット式で手軽にオーディオプラグに切り替えられるので、使い勝手も上々。音質と使い勝手を総合的に考えるとBluetooth AAC + DSEEも魅力的ですが、有線イヤホンを気軽に使えるのはLF-RB + LF-TCのメリットだと思います。手持ちのデバイスにもUSB Type-C搭載のものが増えてくるでしょうから、手軽に有線イヤホンを使いたいときにLF-RB + LF-TCを使い、落ち着いてリスニングしたいときはUSB DACを使おうと思います。

FiiO / LF-TC

FiiO / LF-TC

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