大容量の外付けポータブルSSDを購入しました。
CrucialのX6シリーズです。容量は4TBを選びました。
Crucialは世界的な半導体メーカーMicron社のコンシューマー向けブランドです。メモリやSSDなど半導体製品を多数ラインナップしています。ポータブルSSDではアクセス速度が最大1050MB/sのX8シリーズと、今回購入したアクセス速度が最大800MB/sのX6シリーズの2ラインが存在します。
元々、写真データの保存用にSanDiskのアクセス速度が最大800MB/sの容量2TBのポータブルSSDを使っていたのですが、容量が不足してきたため今回購入したわけです。写真データならHDDでも十分な性能なのですが、デスク周りに遮蔽がなくスピンドル音が気になるのでSSDにしています。
スピンドル音が気になるならネットワークドライブという手もあるのですが、MacOSでネットワークドライブをマウントすると、特にスタートアップで自動的にマウントするあたりでトラブルにハマりがちなので、いまだにローカルドライブを使っています。
後々の汎用性を考慮して2.5inchのSATA SSDを選ぼうか最後まで迷っていました。ただ、このサイズ感とアクセス速度に魅力を感じてポータブルSSDを選びました。およそ7cm角の正方形で厚さは1cm、重さは40gです。超小型で軽量な割に4TBの大容量で、技術革新を実感できます。
接続端子はUSB Type-Cです。USB 3.2 Gen2接続で最大800MB/sのシーケンシャル読み込み速度を誇ります。
付属のケーブルはUSB Type-C to Type-Cです。USB Type-Aを使うには別途ケーブルを用意する必要があります。今回はOWC Thunderbolt 3 Dockに接続したUSBハブのType-A端子で使うため、別でケーブルを用意しました。
せっかくなのでベンチマークを取ってみました。M1 MacBook AirはUSB接続のストレージに対するアクセス速度が遅いため、シーケンシャル読み込みで400MB/s弱と今ひとつ奮わない性能です。ネットワークドライブやHDDに比べると十分以上に高速で、写真データを扱うには全く問題ない速度とはいえ、フルスペックを発揮できないのは残念。Mac Studioには手が出ないので新しいMac miniに期待しているのですが、出る気配がないので当面はM1 MacBook Airをデスクトップ使いするかなぁ。
今まで使っていたSSDから写真データをコピーして入れ替え、何事もなく引っ越しできました。これでしばらくは容量問題から解放されます。4TBが溢れる頃にはさらに大容量のストレージが実用になっていることを期待しましょう。ダメならネットワークドライブですかね。そのためにNASを稼働させているわけですし。