新しいワイヤレスフラッシュシステムに手を出してしまいました。
中国深圳のメーカー「Godox」のワイヤレスフラッシュトリガー「Xpro」のソニー用です。フラッシュはソニー純正とニッシンのものを所有しています。ソニー純正は純正ならではの安定性を活かして、カメラにクリップオンしてTTLで使っています。ニッシンはワイヤレスを活かしてオフカメラでブツ撮りに使っています。どちらも満足して使っていましたが、フラッシュ本体はいずれもクリップオンタイプのものばかりです。
Godoxは手頃な価格ながら、クリップオンだけでなくモノブロックやリチウムイオン充電池タイプなど、様々なタイプのフラッシュをラインナップしていて、ずっと気になっていたのでした。ちょうどお買い得な価格を見かけたので、思い切って購入したわけです。
Xpro-S本体です。大型の液晶ディスプレイと、操作用のボタンが多数配置されています。電源は右側面のスライドスイッチです。最近の機器はボタン長押しでの電源操作が多いので、ちょっと新鮮です。
カメラとのインタフェースにはカバーが付属します。
ギザギザのついたリングを回すと、ネジが締め付けられてインタフェースがロックされます。
端子カバーを外してみました。ソニーのマルチインターフェースシュー対応の端子配置です。端子が繊細なので扱いには注意が必要。
フラッシュトリガーとしての仕様は、グループが16、チャンネルが32、1/3段単位の光量調整、TTL対応、2.5mmのシンクロコードによる有線でのフラッシュトリガーにも対応と、至れり尽くせりです。Xpro-Sが1台あれば、多彩なGodoxのフラッシュを無線制御できます。複数台のカメラのために買い増しても、それほど懐が痛まない程度のお値段なのもありがたい。
これで新たなワイヤレスフラッシュの世界が体験できそうです。組み合わせるフラッシュは、追々エントリーしていこうと思います。