小型のUSB PD対応ACアダプターを購入しました。
ELECOMの42W出力でUSB Type-C 1ポートとUSB Type-A 2ポートを備えた小型のACアダプターです。自転車でのツーリングに持ち出すために小型のACアダプターを探していたところに、ちょうどよいサイズとポート・出力の製品がお手頃価格で売り出されていたので購入しました。
パソコンや周辺機器のUSB Type-CコネクタとUSB PD対応は進んでいて、充電用の端子は概ねType-Cへの移行が進んでいます。一方で自転車関係ではまだまだmicroUSB Type-Bが現役です。
私が自転車関係で普段使いしているのは、サイクルコンピューター、前後ライト、リアビューレーダーです。サイクルコンピューターはGarmin Edge 1040 SolarになってUSB Type-Cになったものの、前後ライトとリアビューレーダーが相変わらずmicroUSBです。この機器構成だとUSB type-C 2ポート、USB Type-A 1ポートで出力65WのACアダプターがオーバースペックになるので、もう少し小型の製品を探していたのでした。USB Type-A 2ポート、USB Type-C 1ポートで出力42Wのこの製品は、ちょうどよい大きさと性能だったわけです。大は小を兼ねるという考え方もありますが、自転車ツーリングだと少しでも荷物を減らしたいんですよ。
今回購入したEC-AC07WFにはブラックのカラーバリエーションがあります。ブラックの方はワンポイントとしてELECOMロゴが配置されていますが、ホワイトはホワイトフェイスというカラーネームの通り顔を模したマークが配置されています。ちょうどホワイトが欲しかったことと、とぼけた感じが気に入ったので、今回はホワイトを選びました。
ポート構成は、Type-Aが2ポート、Type-Cが1ポートです。
合計出力は42Wで、USB Type-CがPD対応で最大30W、USB Type-Aが合計12Wです。Type-Cの方をスマートフォンの充電で利用して、Type-Aの方はType-A to microBケーブルとType-A to Type-Cケーブルを使ってサイクルコンピューターとライトの充電で利用する想定です。
コンセントプラグは折りたたみ可能です。他のガジェットを傷つける恐れがないので、折りたたみ機構は私にとっては必須。
プラグは45度ごとに固定できます。よく使うのは90度ですね。
最大で180度まで展開することができます。卓上のOAタップで利用する際は、隣のコンセントへの干渉が防げて使いやすいでしょう。
重量は約95gと軽量で、薄さ17mmとバッグへの収まりも良好です。USB Type-Aを使っている場合でも、USB Type-Cの出力が最大30Wで変動しない点も使いやすいです。ACアダプターによっては、Type-Aを使って充電した場合、Type-C側の出力が下がってしまうものもあります。ポート利用の組み合わせを意識するのは面倒ですし、充電速度が遅いなど思わぬ充電トラブルのもとなので、出力変動がない仕様はありがたいです。
小型軽量でちょうどよい出力のACアダプターを手に入れられました。次のツーリングにはこのACアダプターを持ち出そうと思います。