新世代の標準ズームレンズを購入しました。
広角側が20mm始まりの標準ズームレンズ20-70/F4Gです。
自転車でのツーリングに持ち出すために購入しました。今までの自転車ツーリングでは、主にTamron 28-200/F2.8-5.6を持ち出していました。広角側が28mm始まりと少し狭いですがF2.8と明るく、望遠側が200mmまで使えて便利なレンズでした。ただ自転車ツーリングでは開けた場所で風景を撮影する機会が多く、やはり広角側28mmが狭く感じてきたことと、もう少し軽さが欲しかったことがあり、昨年発売されたTamron 20-40/F2.8が気になっていました。買おうかどうか迷っているところに、ちょうど本レンズが発表されたわけです。
タムロン20-40/F2.8も本レンズも広角端は20mmと同じですが、本レンズは望遠側が70mmまで使えることと、絞りリングやフォーカスホールドボタンなど操作系が充実していることから、本レンズを選びました。明るさはF4とタムロンより暗いですが、風景なら絞って撮影するので問題なし。それより望遠端70mmの焦点距離をとりました。
さらに広角の16-35/F4Gにも目移りしたのですが、16-35/F4ZAをすでに所有していることと、スチルならパワーズームでない方が使いやすいため、16-35/F4Gは見送りました。
本レンズはGレンズですが、G Masterに匹敵するレンズポーチが付属します。
レンズ本体は驚くほど小型軽量です。長さが99mmと短いので、カメラバッグへの収まりも抜群です。
小型軽量ながら操作系は充実しています。AF/MF切り替えスイッチにフォーカスホールドボタン、絞りリングとロック・デクリックと、G Masterレンズと同等の操作系を備えています。
絞りリングのデクリック機構は最近の流行でしょうか。広角端20mmの広さとあわせて、動画撮影にもぴったりです。
本レンズはインナーズームではなく、望遠側に向かって鏡胴が伸びます。鏡胴が伸びた場合でも重量バランスは良好です。
レンズフードは花形のフードが付属します。
α7R Vに取り付けてみました。レンズとボディのバランスは良好に感じます。実際にはα7 IIIとの組み合わせで使うことが多いと思います。このサイズ感ならα7Cと組み合わせても収まりがよさそう。
ファインダーを覗いてみると、20mmはやはり広いですね。24mmから4mmしか変化していませんが、広角側の変化は大きく感じます。自転車ツーリング以外でも積極的に持ち出して、風景撮影を楽しみたいと思います。