α7R VとTamron 50-400mmの慣熟運転として、飛行機撮影に挑戦してきました。α7R Vが認識する被写体としては、人物、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機があります。超望遠ズームレンズを活かすなら車、列車、飛行機がお手頃ですが、飛行機なら空港に行けば確実に撮影できてお手軽なので、飛行機撮影に挑戦したというわけです。旅行などで空港を利用するついでに飛行機撮影したことはありますが、飛行機撮影を目的に空港を訪れるのは初めてです。
展望デッキに行って、さっそくシャッターを切ってみました。この日は冬にしては日差しが強く暖かかったせいか、大気の揺らぎが強くて遠景は画質が今ひとつでした。それでも被写体認識AFは飛行機を正確に認識していました。フレームに飛行機が入っていれば、自動的にコクピットあたりにフォーカスを合わせてくれます。撮る人は、構図を決めてシャッターを押すのみ。撮影に集中できて素晴らしい。
テレ端400mmだと、空にいる飛行機を写すには少し物足りないですね。飛行機撮影では300mmが標準レンズと言いますが、これがそうですか。bさんが600mmを試していましたが、600mmが欲しくなるのも納得です。
近くで停まっている飛行機なら、撮影しやすく画質も上々です。元のサイズの画像では、コクピットにいるパイロットのマスクまではっきりと確認できます。さすが高画素モデルです。
正面を向いた飛行機でも、被写体認識AFは問題なく飛行機と認識しました。これだけ被写体認識が正確だと、レンズ側のAF性能が追いつくかどうかが気になるところ。Tamron 50-400mmのVXDは素早く正確にフォーカスを合わせられているようでした。
飛行機の姿勢が正面から横向きに変わっている間も、被写体認識AFは飛行機を認識し続けていました。緑のAF枠が形を変えて飛行機を追尾する様子は、見ていて気持ちいいですね。
α7R Vの被写体認識AFを堪能できた飛行機撮影でした。被写体認識AFがあれば、フォーカスを合わせる対象はカメラにお任せして、撮影者は構図とタイミングに集中できます。カメラに撮らされている感もありますが、動きもの初心者には大変ありがたい。レンズの方は、Tamron 50-400mmを手持ちで使いましたが、α7R Vと合わせて約1.8kg程度と苦にならない軽量さでした。AFも高速かつ静粛でストレスフリー。
これだけ高性能な道具を手に入れたなら、あとは腕を磨くだけですね。写真は他にも撮ってきたので、追々掲載していきます。飛行機撮影は割と楽しかったので、ちょくちょく挑戦していこうと思います。