Velbonの一脚を購入しました。
タムロンの超望遠ズームレンズのための一脚です。カメラボディと合わせても重量2kgを下回るので、手持ちでも振り回せないことはないのですが、長時間構えっぱなしだとさすがにツラいので一脚を用意しました。
一脚にもいろいろな製品がありますが、Velbon ULTRA STICK SUPER 8の特徴は縮めた長さが26cmというコンパクトさです。頑丈だろうが軽量だろうが、持っていかなければ意味がないのです。26cmならカメラバッグの片隅に忍ばせるのも容易。
縮長26cmながら、伸ばすと156cmまで伸びます。ベルボン独自の「ダイレクトコンタクトパイプ」により、8段という段数にも関わらず素早く展開することができます。
「ダイレクトコンタクトパイプ」は、特殊な断面形状をした上下の脚パイプを捻ることでパイプ同士が接して強く固定される仕組みです。レバーなどの部品を使わずにパイプを固定するため、縮長を短くすることができるわけです。レバーなどによる固定と比べると強度はそれなりですし、8段ともなると最終段の脚は細くなって剛性もそれなりですが、用途が手持ちの補助なので問題なし。
この一脚には雲台が付属しないため、別で雲台を用意する必要があります。このためにNeewerのロープロファイルボールヘッド雲台を購入したというわけです。サイズもあつらえたかのようにピッタリ。
Tamron 50-400の三脚座に固定してみました。この三脚座はアルカスイスタイプなので、クイックリリースプレートなしにそのまま雲台へ固定できます。レンズを一脚で支えることで長時間にわたる利用でも腕が疲れませんし、手持ちに切り替える際もノブを緩めて素早く取り外し可能。一脚は縮めればポケットやバッグに収納できて身軽になれます。機動力とサポート力を兼ね備えた一脚を活用して、飛行機やスポーツイベントの撮影に挑戦していきたいと思います。