自転車の機材

CADEX Race Stem導入!最後のリムブレーキTCR ADVANCED SLをフルCADEXに!

最後のリムブレーキロードバイクとして活躍しているTCR ADVANCED SLのステムをCADEXに入れ替えました。ついでにバーテープもCADEXにして、これでフルCADEXです。

このTCR ADVANCED SLを購入・組み立てした際は、CADEXのステムがリリースされていなかったので、GIANTのカーボンステム CONTACR SLR を使っていました。その後、CADEXのステムがリリースされたのですが、TCR付属の純正コンピュータマウントが未対応だったので様子見していました。固定用ボルトの間隔がCADEXステムに未対応だったのです。最近、CADEXのステムに対応したCADEXのコンピュータマウントがリリースされたので、ついにCADEXステムの導入に至ったというわけです。

CADEX Race Stem

サイドに配置されたCADEXのロゴが地味ながら目立ちます。形状はCONTACR SLRと似通っています。

構造はCONTACT SLRと異なり、上側のボルトが省略されて突起で引っ掛けて固定する方式です。

トップキャップもステムと一体感がある形状・仕上げになっています。エアロ効果が高そうな見た目です。ロゴもかっこいいですね。

CADEX Stem Computer Mount

こちらが待望のCADEXコンピュータマウントです。これがあったからCADEXステムを採用できました。TCR付属の純正マウントと異なり、角度調整のヒンジがない一枚プレートです。その分耐荷重が500gと高くなっています。マウントトレイはGARMIN用が付属します。前後の2段階で位置調整ができる構造で、私の場合は大きめのEdge 1040をマウントするため前側を利用しています。

固定はステムのボルトに共締めする方式です。一枚プレートによる耐荷重の高さを考慮すると、ボルトに応力が集中する形になって、少し心配です。ここのボルトは超軽量チタンボルトになっていて、破断すると交換が高そうなんですよね。耐久性には注意しておこうと思います。

CADEX Race Handlebar Tape

ハンドル周りをさわるついでに、バーテープもCADEXにしました。CADEXのバーテープは厚さ3mmのRACEと厚さ4mmのARがラインナップされています。今回は軽量さ重視でRaceにしました。これまで使っていたジャイアントのSTRATUS LITE 3.0と同じ3mm厚で、使い勝手は違和感なさそうです。CADEXブランドになってお値段は2倍近いですが、最近リリースされたジャイアントのSTRATUS PRO 2.0と比べたら納得の価格差かな。

エンドキャップはアルミ製で、固定はボルト方式です。このエンドキャップがイイお値段の原因なのかも。バーテープのみのパッケージも作ってもらえるとお財布に優しいんですけどね。

CADEX Race GC Tire

タイヤも新しいタイヤにしてみました。CADEX RACE GCタイヤです。28CのみがラインナップされたCADEXの新タイヤです。TCR ADVANCED SLに装着しているCADEX 36は内幅22.4mmのリムで、新型のTCRに採用された40mmハイトのホイールと同じリム内幅です。新型のTCRには28CのCADEX RACE GCタイヤが採用されているので、CADEX 36にも合うだろうと踏んでの採用です。

なお、CADEX 36でこれまで使っていたCADEX RACE 25Cはまだまだ使えるので、リムブレーキのTCR ADVANCED PROで使っているSLR 1 42にお下がりで装着しました。

リムとタイヤの収まりは、25Cよりも一体感があるように見えます。乗り心地はこれからの評価ですね。

ハンドル、サドル、ホイール、タイヤ、ステム、バーテープ、コンピュータマウント、ボトルケージと、全てのパーツをCADEXで揃えられました。リムブレーキモデルにどれだけ手をかけるんだ、というツッコミはありますが、ま、伊達と酔狂なので。まずはワイドリムに28Cのチューブレスタイヤで低圧運用を体験してみたいと思います。

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