はじめに
春の渋峠に挑戦するライド、前回は横手山の山頂にスカイレーターとリフトで登って絶景を楽しみ、草津温泉に戻るまでを書きました。
草津温泉に一泊して、今日も渋峠に挑戦です。天候はやや曇り。絶好のサイクリング日和になりそうです。絶景を楽しむぞ!
草津温泉にて
この日は余裕のあるスタートだったので、出発前に草津温泉を散策しました。
草津温泉の見どころの一つ、湯畑です。朝から賑わっていました。たくさんの人出があると、観光地らしい楽しい雰囲気が感じられます。
夜はライトアップされて人工的な美しさを見せる湯畑も、朝は自然の光で優しい雰囲気です。
湯畑を楽しんだら、いよいよスタート。駐車場前までクイっとクライムです。
なぜか鎮座している煉獄さんと写真撮影したら、渋峠に向かってクライムオン!
渋峠へヒルクライム
天狗山ゲートから、再び渋峠を目指します。
前日よりも車通りが多く感じました。注意して進みます。
雲の量は多め。曇り空でも日差しはあって、日焼けには注意。ちなみに日焼け止めは忘れました。
駐停車禁止の殺生河原です。前日よりもサイクリストがたくさん。景色だけではない被写体があると、画に新鮮味が出てきますね。いつもはぼっちのソロライドなので、自分以外のサイクリストが同じ道を走っているのは嬉しいものです。
雲が流れるため、日差しが出たり陰ったり。光の状態が目まぐるしく変わって飽きずに風景を楽しめました。
バイク乗りの方も多かったですね。バイクツーリングも気持ち良さそうですが、鉄道や飛行機での気軽な輪行はできないからなー。
草津温泉でゆっくり休めた上、前日のライドで高所順応したからか、前日よりも負荷が低く感じます。くるくるペダルを回して登っていきます。
つづら折りの道を通って、前へ!
雲が出ていると、ダイナミックで迫力がある景色になりますね。
今日は余裕があるので、愛車の写真多めで。
安全な場所で周囲を確認しながらの写真撮影ですけどね。
登るにつれ、草津の町が小さくなってきました。
Z坂も相変わらず。最初に見たときは「あそこまで登るのかー」と思ったものです。今は何ごともなく進めます。ちょっとは進歩したのかな。
渋峠にて
草津白根山の隣を進んで、てっぺんに到着です。
万座方面を横目に先に進みます。そのうち毛無峠にも再挑戦したい。
山田峠方面を一望。青い空と白い雲。いい天気でよかった。
遥か道の先まで見通せる、高山ならではの景色がステキ。
足早に抜けてしまうにはもったいない。しばし、のんびりと景色を眺めて過ごしました。
写真撮影のために足を止めている間も、サイクリストやバイカー、それに自動車の方が次々に通っていきました。
ひとしきり絶景を楽しんだら、先に進みます。
進むと言っても景色がよすぎてなかなか先に進みません。
国道最高地点と雪の壁
くるくるとペダルを回して、雪壁に到着しました。
前日より人が多い!皆さん楽しそうな表情で思い思いに絶景を楽しんでいました。
今年の雪壁はちょっと低いかな。それでも人の背丈を遥かに超える高さは圧巻です。
いやー、ここに来て見られてよかったです。
雪壁を後にしてしばらく進み、国道最高地点に到着です。
写真撮影の順番待ちをしている間も、待っている人と雑談に花が咲きました。
楽しんでいる人を見ると、自分まで楽しくなりますね。幸せ。
渋峠ホテル
国道最高地点を抜けてさらに進み、県境にある渋峠ホテルに到着です。
人が多いかと思いきや、前日とさほど変わらずでした。たくさんいた人々は、滞在せずに草津へ引き返したり長野へ抜けたりしたのでしょうか。
県境でお約束の写真を一枚。
来られてよかった渋峠。次は紅葉の晴天を狙いたいですね。
長野へ
渋峠ホテルを後にして、長野側へ進みます。今日は湯田中でゴールの予定。
スノーシェッドを抜けると絶景が!路面は乾いていて助かります。路面が濡れていると凍結している恐れがあって気を遣うのです。
長野側は群馬側と違った絶景が見られるのも、渋峠の魅力。空が広く感じます。
絶景を楽しみつつ、少しずつ進んでいきます。
景色がよすぎて、少しずつしか進めません。
嬉しい、楽しい、大好き!
しばらく進んで、横手山ドライブインが見えてきました。
今日は通り過ぎるのみの横手山ドライブインです。
横手山ドライブインを抜けると、あとはひたすらにダウンヒルです。
雪景色を眺めながらのダウンヒル、ちょっとブレーキを緩めるとすぐにスピードが出てしまいます。安全に進めるスピードで、ゆっくり。
振り返ると、ドライブインがもうあんなに遠くに。
道はつづら折りのワインディングロードです。バイクの人は楽しそうでしたね。
ずいぶん降りてきたはずですが、まだまだ雪が残っていました。
この辺りまで来ると、さすがに雪は消えて花が咲き誇っていました。
しばらく進んで、道の駅北信州やまのうちに到着です。標高差のせいか、暖かく感じます。ここでライド終了です。湯田中温泉に移動して、一風呂浴びて汗を流し、帰路につきました。
おわりに
春の渋峠に挑戦した2日間のライド、晴天に恵まれ絶景を楽しめました。もう少し走りたかった気がしますが、これくらいが楽しむにはちょうどよいようにも思います。経験を積んで、ほどよい塩梅を見極められるようになってきたかな。これからも、挑戦と楽しさのバランスをとりながら、楽しんでいきたいと思います。