自転車の機材

TADE QUI riders wallet

自転車でライドする際の財布を新調しました。

riders wallet / TADE QUI

サイクリストにとって最良の財布とは?をコンセプトに開発された財布です。開発元は「TADE QUI」です。「蓼食う虫も好き好き」という諺に由来を持つTADE QUIさんは、その名の通りモノ好きな人をターゲットにした特徴ある製品をラインナップしています。

ライド用の財布としては、モンベルのO.D.ワレットSを使っていました。高い防水性を備えていて軽量で使い勝手のよい財布で、かれこれ5年ほど愛用しています。

O.D.ワレットS / mont-bell

ただ、防水性を高めるために開口部を巻き込んで留めるベルクロが劣化して固定力が弱まり、いつのまにか巻き込みが戻っていることがある点と、開口部が若干狭く内部が区分けされていないため、硬貨の取り出しがしづらい点が不満でした。

最近はキャッシュレス化が進み、硬貨を使う頻度は少なくなりましたが、自動販売機など硬貨の出番はまだまだ多いもの。もう少し使い勝手のよい財布を探していたときに、riders walletが目にとまって購入と相成りました。

riders wallet / CORDURA 500D MIL-SPEC / A-TACS LE-X / TADE QUI

riders walletは様々な生地と模様がラインナップされています。今回はコーデュラ糸で織られた生地にA-TACS / LE-Xの迷彩パターンを施したものを選びました。景色に溶け込んで目立たなさそうだったので。

riders walletはアウトドアポーチを二つ折りにしたような構造をしています。開くと長財布と同じサイズ感になります。ちょうど紙幣を折らずに収納できるサイズです。開口部は長辺の全体にわたって設けられていて、中身の出し入れや確認がしやすいです。ファスナーはYKKの止水ファスナーが採用されていて、汗や雨から中身を守ってくれます。

二つ折りにした際は、スナップボタンで固定する仕掛けです。

開口部が長いので、がばっと開けて中身の一覧性が高く使い勝手がよさそう。カードホルダーも余裕のある作りで、最大8枚ほどは収納できるとのこと。カードホルダーの奥には鍵を固定するスペースが設けられています。

riders walletの真骨頂は、二つ折りでの利用です。二つ折りのままでファスナーを開いて中身にアクセスできます。

二つ折りの状態でファスナーを開いた場所にはコインケースが配置されていて、硬貨をささっと取り出せるわけです。ライドの途中で自動販売機を利用する際にぴったり。グローブを着けていてもつまみやすいジッパープルも心憎い配慮です。

サイクリストにとって最良、という謳い文句に恥じない使い勝手の良さそうな財布です。生地の素材や模様がいろいろ用意されているので、選ぶ楽しみも抜群。防水性はもう一種類の生地であるX-pacの方が優れているとのことなので、使い込んでみて気に入ったら買い足してみたいと思います。

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