およそ2年ぶりに新しいカメラを購入しました。
α7Cの二代目です。
初代のα7Cを愛用しているのですが、α7R VでAIプロセッシングユニットのオートフォーカスを体験して、α7Cでも使いたいなと思っていました。そんなところに2024年8月1日から価格改定の話が出たので、背中を押されての購入です。
AIプロセッシングユニット搭載のα7Cには、α7R Vと同じ6100万画素の高解像センサーを搭載したα7CRもラインナップされています。α7C IIとα7CRのどちらを選ぶかは、これまで散々悩んでいました。α7CRならAPS-Cクロップしても2600万画素が使えるので、α6700が含まれていると考えると1台2役でお得です。ただ、α7CとAPS-Cのレンズを積極的に持ち出して使うか疑問があったこと、高解像センサーはα7R Vを既に持っていることから、軽快さを重視してα7C IIを選びました。α7R Vの6100万画素センサーは申し分ない画を出してくれるのですが、ファイルサイズの大きさが脳裏をよぎることがあったので。その点α7C IIなら3300万画素とちょうどよい画素数で、軽快に使えるかな、と。
カラーはシルバーにしました。初代のα7Cはブラックだったので目先を変えてのシルバーです。α7CRはブラックの印象ですが、α7C IIはなんとなくシルバーの印象が強いですね。シルバーのボディはα6000以来なので新鮮です。
全体的な佇まいは初代α7Cと同じです。初代との比較はWeb上にたくさん記事があるので割愛。グリップが握りやすくなっていたり、MENUボタンの横にカスタムボタンが増設されていたりと、いろいろと改良されていて着実に使いやすさを向上させています。シャッターボタンが大きくなって押しやすくなったのも嬉しい。
端子類はα7Cと変わらずです。USB Type-Cが下段から上段に移動して、上段の蓋が横開きから上に跳ね上げになっている点が違うくらい。
α7Cと並べてみると、ほとんど違いが分かりませんね。前ダイヤルとシャッターボタン周りが違うくらいです。
上から見ると、グリップの違いがよく分かります。少しの違いですが、握ったときの感触は全然違うのが面白いところ。デザインの絶妙さを感じます。
α7Cに大きな不満があるわけではなかったですし、そのうち出るであろうα7 IVの後継機にはAIプロセッシングユニットが搭載されてα7C IIと同じかそれ以上の使い勝手と性能になるはずなので、今α7C IIを買うべきかどうか悩みましたが、α7Cシリーズのコンパクトさと軽快さを重視して利用機会を増やすことにしました。いろいろな場所に連れ出して、写真撮影を楽しみたいと思います。