Ichigan

α1 II 発表

ソニーのフラッグシップ第2世代「α1 II」が登場…AIプロセッシングユニット搭載でAF性能が大幅強化 – デジカメ Watch

フラッグシップモデルα1の二世代目「α1 II」が発表されました。

私にとってのαは無印またはRシリーズまででα1やα9はちょっと手が出ないのですが、フラッグシップモデルに搭載された機能の中でも半導体によるものは他モデルにも搭載されるので、フラッグシップモデルの動向は気になるところ。ただ、今回のα1 IIに搭載された機能はは、α1以降に他のモデルで実現済みの機能が搭載されていて、どちらかというとα1が追いついた格好に見えます。

  • 高度な被写体認識を可能にするAIプロセッシングユニット
  • シャッターを切る前の瞬間を最大1秒さかのぼれるプリ撮影
  • 連射速度を変えて撮影できる連射速度ブースト

目玉機能はα9 IIIで実現されていたものばかりで、被写体認識のオートが目を惹くくらいです。ただ、これらの機能が50.1Mpxの高解像度センサーで実現されている点がすごいところ。画素数が多くなるほど処理が増えることを考えると、α9 IIIの2倍以上の画素数でも同じ機能を実現しているのはすごい。

トリミングなどの後処理を考えると、画素数が多くて困ることはないですからね。後処理だけでなく、被写体認識など撮影時の画像処理においても、画素数の多さが正確さなどの性能向上につながりますし。店頭でα9 IIIを試用した際、α7R Vだったら人物認識したであろう場面で認識を外すことがあったので、やはり画素数は正義。

α1 IIになってα9 IIIとの機能差がなくなり、万能選手のα1 IIとスピード特化のα9 IIIと目的によって使い分けられるようになりました。どちらもおいそれと買えるお値段ではありませんが、仮にどちらか一つだけ買えるとしたら迷いますね。プロなら目的から逆算して道具を決めるわけで、アマチュアならではの妄想というかなんというか。

α9 IIIのグローバルシャッターにはロマンを感じますがピーキーすぎて出番が少ないかな。α1 IIの万能ぶりの方が使いやすそうです。よくよく考えると、画素数の観点ではα7R Vに比べてα1 IIでも不満は少ないでしょうし、α7R Vをα1 IIで置き換えて一台で何でも撮れるようにしてもいいのかも。α1 IIIが出るまではボディで悩む必要もなくなりますし。レンズでは大三元で上がりという考え方ができますし、ボディもフラッグシップで上がりというわけです。

私はまだまだα7R Vを使い込んだとは言えず、お値段の観点でもそうそう手が出ないので指をくわえつつの様子見ですね。いずれ発表されるであろう無印の五世代目「α7 V」がもう少しスピード寄りになることを期待します。αシリーズは秒10コマを超える連写となるとα9かα1かになってハードルが上がりすぎなので、無印がもう少し連写に強くなると、うっかりα1やα9に手を出さずに済むんだけどなぁ。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください