久しぶりに、沖縄に行ってきました。自転車を持ち込んで沖縄北部、やんばる方面をサイクリングするつもりだったのですが、あいにくの雨予報でした。雨でも走れないことはないのですが、無理するところでもないか、と自転車はあきらめて観光旅行に切り替えました。
雨の観光といえば屋内施設が定番、特に水族館は鉄板です。沖縄には大迫力の巨大水槽「黒潮の海」を擁する美ら海水族館があります。空港のある那覇からは離れた場所にありますが、今回はやんばる方面のサイクリングを予定していたため名護に宿をとっていて近くにあったので好都合。さっそく足を運んでみました。
今回の写真は全てα7R IIとFE 24-70mm F2.8 GM IIで撮影しました。
沖縄美ら海水族館は、本部町にある海洋博公園内にあります。主な交通手段は車やバスです。今回はレンタカーを利用しました。レンタカーはコロナ禍で台数が減ったせいか大手はどこも予約がいっぱいで、地元のレンタカー会社を利用しました。雨でも気にせず移動できるので、車は便利です。
沖縄美ら海水族館は、11月1日で開館20周年とのこと。そんなに昔からあったんですね。
海洋博公園からは、東シナ海が一望できます。伊江島もよく見えます。離島めぐりもそのうち挑戦してみたい。
チケットを購入して、いざ入場。
美ら海水族館は大きく3つの展示に分かれています。太陽の光が降りそそぐ「サンゴの海」水槽、大迫力の巨大水槽「黒潮の海」、そして謎に包まれた沖縄の深海を再現した「深層の海」水槽です。
まずは「サンゴの海」から。黒潮が生み出す高い水温と、南国ならではの強烈な日差しが形作る珊瑚礁は、沖縄を象徴する光景です。水族館で手軽に見るのもいいものですが、そのうちダイビングやシュノーケリングでも見てみたい。
展示は、大きな水槽と小さな水槽を組み合わせて、飽きがこないよう工夫されています。こちらはタコクラゲの水槽。ゆらゆらと動くクラゲは水族館でも人気だとか。ずっと見ていても飽きないですね。
大迫力の巨大水槽「黒潮の海」です。高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cmの巨大アクリルパネルにより一望できる巨大水槽には、サメやエイ、その他黒潮の回遊魚がたくさん。美ら海水族館を象徴する光景です。TVやニュースでもよく見かける光景ですね。
黒潮の海で一番大きい主役、ジンベエザメが悠々と泳いでいました。たまにダイナミックな挙動で反転したりするので、飽きずに眺めていられます。
館内を見学し終わった頃には雨も上がり、時折青空が覗くタイミングもありました。せっかくなので海洋博公園内を散策。水族館だけでなく、いろいろな見どころがたくさんありました。
あいにくの空模様でしたが、水族館と公園をめいいっぱい楽しむことができました。久々に持ち出したα7R IIも、高画素機ならではのパリっとした写りで撮影を楽しめました。動きものや暗所はともかく、風景撮影だけならまだまだ現役ですね。α7R IIは2015年8月の発売ですが、もうしばらく活躍してもらおうと思います。