ガンダムSEEDの最新劇場版を観に行ってきました。
劇場はいつもの109シネマズ大阪エキスポシティです。今回は明るい時間帯でした。いつもは夜の時間帯が多いので、ちょっと新鮮。人通りの様子も夜とは異なりました。
今回の劇場版は、TVシリーズの舞台から少し後、C.E.75を舞台にした続編です。『機動戦士ガンダムSEED』が2003年、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が2005年ということで、20年近くたってからの続編になります。実に懐かしい。
紛争が続く中、事態を鎮静化させるために設立された世界平和監視機構・コンパス。かつての主人公たちが所属するその組織は平和のために各地の戦闘に介入するのですが、その中で新興国「ファウンデーション王国」からとある誘いをもらうのが、物語の始まりです。
冒頭から『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公たちが愛機をかって所狭しとモビルスーツ戦を繰り広げ、クライマックスさながらといったところ。その後も息もつかせぬ展開で、飽きずに最後まで走り抜けることができました。ガンダムSEEDシリーズは、主人公キラ・ヤマトが強すぎて(笑)毎回ストーリー展開に工夫が必要なのですが、今回はそうきたかー、といったところ。まぁ、深く考えるのは野暮ってものでしょう。
アスランの活躍ぶりもいつも通りで、キラがピンチ、アスラン登場、二人でフィニッシュ、の王道パターンが楽しめました。初登場時の搭乗機は意外でしたが、最後には収まるところに収まって大団円だったと思います。
メカの方もアークエンジェルやミーティアといったいつもの面々から新顔までいろいろ登場して、画面内を所狭しと飛び回ります。アークエンジェルの武装類もいつも通り。ローエングリン、ゴットフリートなどが大活躍します。
リメイクや続編に流れるのはいささか堕落のような気もしつつ、息の長い作品として、劇場版の迫力でガンダムSEEDが楽しめて大満足です。忘れた頃に、また続編が登場するといいなぁ。もちろん、新作も楽しみですけどね。
小説 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM (上) (角川コミックス・エース)