中型のカーボン三脚を購入しました。
Velbon / 中型カーボン三脚 4段 カルマーニュ N643 MT
私に取っては初めてのカーボン三脚です。手持ちの三脚は、Manfrottoのbefree他アルミ製のものばかり。徒歩などでの移動で三脚を持ち運ぼうと思い、アルミ製より軽量なカーボン製の三脚が気になっていました。
三脚というと、GitzoやManfrottoなどの欧州組が有名どころですが、お値段のほうもすごいことになっていて手が出しづらい。最近目にするようになったLeofotoあたりも考えてみましたが、似たような価格帯で国産の老舗ということでVelbonを選びました。
割と立派な専用のキャリングケースが付属します。クッション性があって持ち運びに便利。
今回は、自由雲台つきのものを選びました。別で揃えるよりもお買い得で助かります。黒を基調にした脚部に銀色のノブが映えてかっこいい。カーボン繊維の織り目模様を見せるデザインが目立ちすぎないアクセントになっていて気に入りました。
脚部の開脚度合いは3段階で調整可能で、ローポジションが取れます。センターポールが別付けのエレベーターレス構造なので、ローポジションが使いやすくて嬉しい。
付属する雲台は本格的な自由雲台です。ボールサイズの大きい低重心タイプで、パン方向の独立回転機構やパノラマ機構を備えています。クイックシューを外したところには水準器が備わっていて、三脚だけで水平を取ることができます。
カメラの取り付けは、アリガタとアリミゾを合わせるアルカスイスタイプで付け外しが簡単に行えます。固定はネジなので、微妙な寸法差があっても確実に固定可能です。レバー式の方が付け外しは簡単ですが、サードパーティのL型プレートなど幅広く使うつもりなので、ネジの方が安心です。
脚の段数は4段、脚径は最も太い脚で29mmです。今回は持ち運び重視で4段を、脚径は強度と重さを考えて中型を選びました。脚径をワンサイズ大きな32.5mm始まりにした大型のN743も考えましたが、重量が1800gとなり、中型1300gから500gの重量増はさすがに持ち運びが厳しい。カメラがミラーレスになり、レンズもG Master II型で軽量になったので、中型三脚で十分のはず。
室内で少し使ったのみですが、堅実で使い勝手のよい三脚だと思います。いろいろな場所に連れ出して、三脚ならではの写真撮影を楽しみたいと思います。