ライドの記録

【秋の福島】DAY 2 : 磐梯山を見ながら湖岸を快走!猪苗代湖一周!

はじめに

秋の福島ライド、前回は磐梯吾妻スカイラインを登って浄土平を抜け、郡山に辿り着くまでを書きました。

【秋の福島】DAY 1 : 絶景の山岳ルート!磐梯吾妻スカイラインと浄土平!はじめに 秋の福島へライドに出かけてきました。福島と言えば、山あり海あり湖ありで見どころがいっぱいです。奥只見ライドの終点が会津若松だ...

郡山に一泊して、今日は猪苗代湖の一周に挑戦です。最近は一周系のライドをしていなくて、久々の一周ライドが楽しみです。天気もよさそうなので、湖の景色が楽しめそう。

猪苗代湖へ

郡山から猪苗代湖へ行くには、国道49号線が分かりやすいです。ただし、行楽シーズンだけあって車通りが多いので、国道を外せる場所は外してルートを引いてみました。おおむね、磐越西線沿いに進むことになります。以前、会津若松からの帰りに乗った路線ですね。あのときは真っ暗でしたが、今日は景色を楽しみながら進みます。

郡山駅を後にして、いざ猪苗代湖へ!!

しばらくは磐梯方面に向かって北上していきます。遠くには雲海に包まれた山々が見えています。今日も浄土平は曇り空でしょうか。

晴天なら浄土平を経由して猪苗代湖に行くルートも考えたのですが、この様子なら昨日と同じかな。

山の方だけでなく、平野部も雲海に覆われているような。

と思っていたら、雲海の中に突入したようです。霧がかかった幻想的な風景が楽しめました。上から見るとさらに絶景なんでしょうね。

磐梯熱海温泉を抜けて

国道49号線に合流してしばらく進むと、バイパスとの分岐があります。バイパスは登り基調でトンネルもあって走りにくそうなので、脇道にエスケープ。

脇道は、磐梯熱海温泉の横を通っていきます。熱海とつくだけあって、割と大規模な温泉街でした。次は宿泊してみたいものです。

温泉を抜けてさらに進みます。この辺りから勾配がきつくなってきます。

猪苗代湖の標高は500mほどで、郡山からだと300mほどの登りになります。帰りは降り基調になって楽になると思いながら、淡々とペダルを回して登っていきました。

途中、建設中の謎の建物がありました。住居にしては不便そうですし、店舗にしては立地に難がありそう。謎です。

車通りは目立ちますが、ずっと続く車列というわけでもなく、譲りながらで進んでいけました。

青い空と白い雲。絶好のサイクリング日和ですね。

猪苗代湖に到着

しばらく進んで、猪苗代湖に到着です。ちょうど湖の東側にたどり着いた格好です。ここから湖一周の定番、反時計回りに猪苗代湖を一周しよう、というわけです。

こちらはちょうど眺めのよい浜辺になっていて、上戸浜と名付けられているようです。

この先にも、ちょくちょく開けた場所があって景色が楽しめるようです。楽しみ。

猪苗代湖の湖岸を快走

ひとしきり湖岸の景色を楽しんだら、湖沿いに進みます。国道49号線がおおむね湖岸に沿って走っているので、迷う心配は皆無。琵琶湖を彷彿とさせる景色ですね。

湖沿いには休憩や食事ができる施設も豊富です。公衆トイレも整備されているので、大変走りやすかったです。

湖の東側だけあって、サンセットをアピールしている様子。湖の向こう、山に沈む夕陽は綺麗でしょうね。

猪苗代湖は磐梯山の南側に位置しているため、湖岸からは磐梯山が見えます。このときは朝霧だか雲海だかに包まれてよく見えませんでした。午後になって日が高くなれば、雲も晴れるでしょう。

猪苗代湖の湖岸も分厚い雲がかかることもあり、晴れたり曇ったりの天気でした。暑くなくて走りやすかったのでヨシとしましょう。

道の駅猪苗代を越えて

湖岸をしばらく進むと、少し北に入ったところに道の駅があります。ここら辺は、猪苗代駅や磐越自動車道の猪苗代磐梯高原ICがある交通の要所です。ちょっと一息ということで、トイレや水分補給を済ませます。

道の駅を後にして、野口英世記念館を横目にさらに進むと、遊覧船乗り場に到着です。湖が一望できる絶景スポット。

遊覧船も多くのお客さんで賑わっていました。乗ってみようかと思いましたが、時間や予定の関係で割愛。

湖の絶景を眺めるのみにとどめました。

透明度が高くて綺麗な湖です。

雲が晴れてきたのか、磐梯山(ですよね)もバッチリ見えています。

猪苗代湖の西岸を行く

しばらく進むと県道376号線との交差点にさしかかります。

まっすぐ行くと国道49号線です。国道の方がアップダウンが少ないのですが、県道376号線の方が湖に近くて景色がよさそうなので、今回は県道を通ることにしました。

大きな公園である会津レクリエーション公園の横を進んでいきます。

しばらく進むと、西岸沿いのルートに到着です。

湖岸沿いのルートは若干のアップダウンがあります。湖も見えたり見えなかったりです。

とはいえ、湖が見えることのほうが多く、景色が楽しめます。湖の向こうに常に磐梯山が見えるのが素敵。

波打ち際を道路が通っていて、湖が近いです。

登り、降り、森の中、湖岸、様々な景色と道が楽しめました。

湖の周りは農地が多く、ちょうど収穫の時期みたいでした。湖岸の田園地帯、やはり琵琶湖が脳裏に浮かびますね。

この頃になると雲は晴れて、快晴になりました。景色がよいのはいいとして、暑い。とても秋とは思えないほどでした。

とんぼがたくさん飛んでいるあたりは、秋の風景なんですけどね。気温が夏っぽいんですよ。

国道294号線へ

この辺りで湖岸を離れて国道294号線へ戻ります。湖岸沿いにもう少し進めそうだったのですが、参考にした公式ルートがそうなっていたので。ツール・ド・猪苗代湖の85kmコースを参考にしているとのこと。

高い建物がないと、空が広くて爽快ですね。

磐梯山もよく見えます。

路面は雪の影響か多少ひび割れはあるものの、走りにくいというほどではありません。

山の上に風車を望みながら、国道に合流です。

猪苗代湖の南岸を進む

国道294号線を進んだら、南側から再び湖岸に戻ります。

南側には、湖水浴場がいくつか点在しています。

さすがに湖水浴するには時期が遅いですが、ボートやジェットスキーなどのウォータースポーツを楽しむ方で賑わっていました。

遠くには磐梯山系がよく見えて、絶景の湖水浴場といったところ。

SUPやボートなど動力なしの乗り物なら手を出しやすいんでしょうか。がんばっていきまっしょい、ではボートが一艘で200万円とか言っていたような。

湖岸につかず離れずしながら、南岸を東に進みます。

ちょくちょく景色のよいポイントが登場するので、なかなか進まないんですけどね。今日のルートはそんなに距離も長くないので、のんびりと景色を楽しみながら進むことにしています。

青と緑のコントラストが美しい。

白い雲と桟橋、それに船。いい景色ですね。

履帯が水没した建設機械です。錆びたりしないんですかね、淡水だから大丈夫ってことなのか。

磐梯山がちょくちょく登場するのが嬉しい。

湖も澄み渡っていて、清々しい気持ちになれました。

太田屋食堂でお昼ごはん

そろそろお昼どき、お腹も空いてきたのでランチスポットを探します。

通りがかった食堂に惹かれたので、ふらっと立ち寄り。温かいそばと天ぷらのセットをいただきました。この辺りはそばどころで、こちらのおそばもコシがあって大変美味でした。天ぷらも揚げたてサクサク。

太田屋食堂は猪苗代湖一周のサイクルスポットになっていて、工具やフロアポンプが借りられます。サイクリスト向けのサービスも充実していて、ありがたい限り。

再び東岸を進む

お昼をいただいて元気いっぱい、残すところ湖の外周は1/4ほどで、終盤です。

名残惜しいですが、景色を楽しみつくすつもりで走ります。

南東部は路肩が狭い場所もあり、注意しながら進みます。天気は最高、雲ひとつない快晴になりました。

日に照らされた湖面がキラキラして素敵。

帰路へ

しばらく進んで、出発点の上戸浜に戻ってきました。ここにはsnowpeakが運営するカフェレストランがあって、こちらもサイクルスポットになっています。猪苗代湖をあげてサイクリストを応援してくれているみたいで、嬉しいですね。

そのあとは、再び磐梯熱海温泉を通って郡山に戻りました。

道の近くにある田んぼは、どこも金色の稲穂でいっぱい。米どころであることを実感しながら郡山に戻りました。郡山からは新幹線で輪行して帰路につきました。

おわりに

天候にも恵まれて、秋の福島を満喫できたライドでした。磐梯吾妻スカイラインと浄土平、それに猪苗代湖と、福島を代表する観光スポットを走れてとても貴重な経験ができました。距離は100km程度で大したことはありませんが、景色や食を楽しむならこれくらいの距離がちょうどよいですね。腹八分目的な。

今回の軌跡

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください