さっそく観に行ってきました。
孤独のグルメの劇場版です。
孤独のグルメは、輸入雑貨賞 井之頭五郎が出かけた先で一人食事を楽しむ様子を描いた漫画作品です。テレビドラマ化されたシリーズはSeason10に達する長寿作品で、年末にはスペシャルも放映されるほどの人気ぶり。松重豊さんが演じる井之頭五郎が心のうちを語る独特のモノローグと、美味しそうな料理が魅力です。
そんな人気作品の孤独のグルメがついに映画化ということで、さっそく劇場に足を運んでました。
今回の孤独のグルメは、五郎さんが世界を股にかけた大活躍です。冒頭は飛行機の機内シーンから。そういえばJALとタイアップしてキャンペーンをやっていました。飛行機での行き先はパリということで、元カノ小雪さんのエピソード回収から始まります。その後は成り行きで仕事を引き受けてどったんばったん大騒ぎ、スープの材料を探しに行った先でグルメを楽しみながらスープ探求の旅を繰り広げます。
無理めの仕事を引き受けてからの各地巡りは年末スペシャルと同じ様式ですが、時間は倍、さらに密度も倍になって濃さ4倍の濃密さで、終始楽しめました。特に印象深かったシーンは、中華ラーメン店の店主からスープの材料について仕入れルートを聞かれた際のやりとりです。五郎さんの気の利いた返しにニヤリとしました。店主が仕入れルートを確認しに行ったかどうかは気になるところ。
作中で描かれる偶然の出会いや人とのつながり、個人経営ゆえの五郎さんらしい美学や仕事ぶりにはちょっと憧れを抱きますね。その土地ならではの飲食店で食事を楽しむスタイルにも。最近はマンネリズムに陥ってきた感もあるので、一念発起していろいろと広げる取り組みをしてみようかな。まずは初めての飲食店への挑戦を再開してみたいと思います。