先日購入したNikon D810のために、高速・大容量のCompactFlash(CF)カードを購入しました。Lexarの1066倍速UDMA 7対応の64GBのCFカードです。
Lexar / Professional 1066倍速 CompactFlash 64GB
Nikon D810のメモリカードスロットは、CFとSDのデュアルスロットになっています。CFは高速で大容量の製品がある上、SDと違って端子が露出していないため信頼性・耐久性が高く、プロ用のデジタル一眼レフカメラで記録メディアとして採用されています。私はこれまでCFスロットのあるデジタル一眼レフカメラを購入したことがなかったため、D810はしばらくSDカードで運用していました。
ところが、手持ちのSDカードが16GBで、D810のRAW+JPEGでは150枚程度しか記録できないこと、旧来の45MB/s製品で書き込み速度が遅く、シャッターチャンスを逃しかねないことから、より高速で大容量の記録メディアが欲しくなりまくっていたのです。ここはCFしかない!ということで、今回購入となりました。記録メディアはボディが変わっても使い回せるから、ちょっと張り込んでもいいよね。
SDカードは、最近ではSanDiskの製品を好んで購入していましたが、SanDiskのCFは高価で手が出なかったので、Lexarの製品にしてみました。Nikonでは、SanDiskとLexarのCFカードについて動作確認をしているので、SanDisk以外を選択するならLexarが安心かな、と。
次のCFカードの動作を確認しています(Type Iのみ。Type IIのCFカードやマイクロドライブは使用できません)。
D810 – 主な仕様 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
今回購入したのは、1066倍速、160MB/sの読み込み速度を誇る、Lexar社の最高級品です。1066x Speedの文字が誇らしげに印刷されています。ちなみにSpeedの横のVitesseは、フランス語で速度という意味です。
パッケージを開封すると、ケースに収められたCFがひとつ、シンプルなパッケージです。上部のくぼみはSDカードでしょうね。梱包を共通化してコスト削減を図っているのだと思います。
半光沢のゴールドと黒の対比で締まった感じの外観です。CFを購入するのは本当に久しぶりです。確かCanonのPowerShot G1がType IIのCFカード対応で、MicroDriveの1GBを使って大量の写真を撮影できるようにしていた記憶があります。と思って検索してみたら、ITmediaに記事を発見、うーん、懐かしい。
当時は1GBでも極めて大容量でしたが、今はそれより薄いType Iで256GBとか普通に使えるので、技術の進歩はすさまじいものですね。
さて、これで記録メディアが64GBのCFにパワーアップして、RAW+JPEGで600枚程度は撮影できるようになりました。書き込み速度も速くなっているはずなのですが、さてどうやって評価したらいいものやら。何にせよ、D810、ここから本格始動です。