スポンサーリンク
真面目にフォトレタッチに取り組もうと思い、色の基本を復習すべく基本が学べる資料を探していました。そんな中で出会ったのが、この「デジタル写真の色を極める! 「写真の学校」」です。
世の中にはRAW現像やフォトレタッチを扱った書籍が多数存在します。ところが、どの書籍もPhotoshopやRAW現像ソフトの操作方法は詳細に書いてあるものの、デジタル写真に関する知識は断片的にしか記載されていなかったりします。本書では、10年経っても古くならない、をキーワードに、デジタル写真に関する基礎的な知識からレタッチの心構えまで、幅広く基本を押さえた内容が盛り込まれています。
特に、レタッチに関して「本を読むだけでなく、その内容を必ず自分の写真で試す」ことが重要との筆者の主張には、思わずなるほど、と膝を打ちました。他にも、どんな写真にしたいのか、目指すべきゴールを明確にする、そのために第一印象を大切にする、など、これからレタッチするに際して有益な心がけがたくさんありました。
デジタル写真は、あれこれ試行錯誤がしやすい反面、あれもこれもで迷いがち。本書の内容を道しるべにしてレタッチに取り組み、自分がすてきだと感じられる写真に仕上げていこうと思います。
スポンサーリンク