従来の27インチiMacと比べて4倍のピクセルを持つ、高解像度ディスプレイ搭載の一体型Mac「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」を購入しました。
iMacは、液晶ディスプレイ一体型になったiMac G4からG5、アルミの21インチ、24インチ、27インチと買い替えてきました。今回のiMacでおそらく6代目ですね。10年以上使ってきたと思うと、感慨深いです。生粋のMacファンからしたら、これでもにわか扱いでしょうけど。
外箱は、これまで使ってきた27インチと変わりませんね。スクリーンショットがYosemiteになっている点が目立つくらいで、大きさや形はそのままです。ふたを止めているテープにタブがついて、開封しやすくなっているのが心憎いです。最近は、開封が難しいパッケージもあるので、こういう心配りは嬉しいですね。
アップルストアからの注文で、構成は以下の通り、CPUとストレージを増強しています。3年使うつもりで、AppleCareも付けました。メモリはこれまで使っていたiMac 27inch(Late 2012)からの流用です。
- 4.0GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.4GHz)
- 32GB 1,600MHz DDR3 SDRAM – 8GB x 4
- 3TB Fusion Drive
- AMD Radeon R9 M290X 2GB GDDR5
- AppleCare Protection Plan for iMac
- Apple Wireless Keyboard(JIS)
これまで使っていたiMacからの移行は、移行アシスタントを使ってTime Machineからデータを移行しました。500GB程度のデータ量で、だいたい4時間くらいかかりました。移行が終わったら、これまで使っていたユーザ・パスワードですぐに使い始められます。しばらく移行アシスタントを使っていませんでしたが、これなら十分に実用になりますね。いまどきはクラウドにデータが保存されている人も多いでしょうが、インストール済みのアプリケーションやMac自体の設定を引き継いでくれるので、移行アシスタントでの移行は楽ちんですね。買い換えが面倒に感じないので、売れ行きもアップするかも。
さて、肝心のRetina 5Kディスプレイですが、文字は普段見ている距離からだとあまり実感できないですね。もう少しだけ画面に近づくと、確かに綺麗なのですが、よくよく見ないと分かりません。私の視力が今ひとつ悪いせいもあるかも。
一方で、新しい写真アプリを使った写真の表示は、素晴らしいの一言です。Lightroomで選別した写真を、元画像そのままの解像度で書き出して写真アプリに取り込んでいるのですが、画面での表示がくっきりはっきり、ピントが合っている面もばっちり分かります。いままで気づかなかったピンぼけ写真にも気づいてしまい、もっとしっかりピントに気を配らないと、と反省できました。iPad用に書き出していた写真ですが、2048ピクセルにリサイズせず、元画像のピクセル数そのままで書き出していたので、Retina 5Kディスプレイの高精細な表示にも耐えられたみたいです。
これで写真の選別や現像へのやる気、そして綺麗な写真を撮影しようという写欲も高まりそうです。Retinaディスプレイに乾杯。
そのうちThunderbolt DisplayもRetinaになるんでしょうから、そうなったらRetinaなデュアルディスプレイに挑戦してみたいですね。Dellあたりの4Kディスプレイを買ってもいいですけど。
あと、ノートPCもRetinaにしたくなってきました。危険ですね。今はMacBook Air 13インチ(Mid 2013)なので、サイズ的には15インチのRetinaを買い増ししたいところです。15インチのRetinaは少々大きいので、Airを12インチMacBookに置き換えて、13インチのRetinaという手もあるか。円安価格が厳しい上、他にも欲しいものがたくさんあるので、利用頻度をよく考えて検討してみます。