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国立国際美術館『貴婦人と一角獣』展に行った際、図録を購入しました。
私は、美術館に行ったときは、だいたい図録を購入しています。展示されているほとんどの内容に加えて、論文や各種データなど盛りだくさんで、読み返すと何度でも楽しめます。
特に感銘を受けた、タピスリーの接続技法に関しても、展示より詳細に解説されていて、知的好奇心を十分に満たしてくれます。
『我が唯一の望み』もこのとおり、高精細で美麗なカラー印刷でいつでも楽しめます。分厚いので保存には苦労しますが、図録やカタログのようなぱらぱらめくって眺める本は、電子化には向きませんので、いたしかたなし。
こちらは、一部方面で話題になっていた、音声ガイドプログラムです。朗読が池田秀一。フル・フロンタルそのまんまです。朗読部分は詩人リルケの手記からの引用ですね。
子供向けにはジュニアガイドも配布されてました。
ルビ付きで読みやすく配慮されてますが、内容はなかなか高度です。タピスリーの解説の他、装飾品やタピスリー製作、時代背景など、他の展示もひととおり網羅されています。小学校高学年なら問題なく理解できそうですね。将来の美術ファン獲得が目的でしょうけど、こういう配慮なら大歓迎です。
10月まで開催しているので、期間中にもう一度足を運んでみたいところです。
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