エリートのスマートトレーナー「Turbo Muin Smart B+」を購入しました。購入したのは少し前、昨年の話ですが、ブログに書くのに今までかかってしまったというね。
スマートトレーナーは、いわゆるローラー台と呼ばれている種類の製品です。悪天候の日や寒い日でも、屋内でロードバイクの練習をするための製品で、平日忙しい勤め人が練習するのにうってつけです。ロードバイクで外を走るとなれば、ヘルメットやジャージ、レーパンなどの服装から水分補給、リペアパーツ一式の用意など、いろいろと手間や時間がかかります。仕事が終わってから乗るとなると、夜になるため安全面でも不安が残ります。その点、ローラー台ならレーパンに着替えて水分補給の準備をするくらいで、気軽に始められます。信号待ちもないので、効率よくトレーニングできますしね。
さて、この類いの製品には、いくつかタイプがあります。おおまかには、以下の4種類ですね。
- 3本ローラー
- タイヤドライブ型
- リムドライブ型
- ダイレクトドライブ型
MINOURA(ミノウラ) MOZ-ROLLER 3本ローラー チタンカラー
3本ローラーは、文字通り3本のローラーの上をロードバイクで実際に走るタイプです。この中では実際に走っている感覚に最も近いと言われています。しかし、走るためには少しコツが必要な上、常にバランスをとっていないと落車してしまうのが難点です。また、タイヤとローラーが接触して回転しているため、かなりの騒音と振動が発生します。
MINOURA(ミノウラ) B60-R 固定式サイクルトレーナー
タイヤドライブ型は、ローラーにタイヤを押しつけることで抵抗を発生させるタイプです。リヤのクイックリリースを固定するため、3本ローラーのように落車する恐れはありません。しかし、タイヤとローラーが接触するのには変わらないので、騒音と振動はつきまといます。また、タイヤが摩耗するため、専用のタイヤが欲しくなるのも難点です。
MINOURA(ミノウラ) RDA2429-R 固定式サイクルトレーナー リムドライブ
リムドライブ型は、タイヤではなくリムに抵抗となるローラーを接触させるタイプです。タイヤよりはうるさくないとの評判ですが、リムが消耗すると言うことはホイールがしょうもうするということなので、気になりますね。
ダイレクトドライブ型は、フライホイールと抵抗が接続されたスプロケットにバイク側のチェーンを直接かけて回転させるタイプです。接触部分がないため、もっとも静粛です。今回購入したTurbo Muin Smart B+はこのタイプです。
購入の決め手は、やはり騒音ですね。集合住宅だと、どうしても気を遣う必要があるため、静粛性に優れたダイレクトドライブ型の選択は必須でした。ガレージに3本ローラーを置けるような一軒家の人は、気にせずどれでも選び放題ですね。
ダイレクトドライブ型のトレーナーは各社からいろいろとリリースされていますが、そこそこ負荷をかけられて、ANT+とBluetoothに対応していて、お値段が手頃な製品となると、エリートのTurbo MuinかVolanoあたりが候補となります。Volanoは取り扱い終了とのことで、このTurbo Muinを購入することにしました。
エリートのトレーナーは、インタラクティブ・スマート・クラシックの3ラインナップに分類されています。今回購入したTurbo Muin Smart B+は、その名の通りスマートに属します。スマートの所以が、このMISURO B+センサーです。このセンサーユニットが、ANT+とBluetooth経由で各種データを送信してくれるため、スマートなわけです。
ちなみに、インタラクティブになると、トレーナー側に負荷の制御を命令することができるようになります。一定の出力を保つよう負荷を制御したり、実走の動画と組み合わせて、坂にさしかかったら負荷を重くするようなことができます。その分お値段も倍以上になり、今回は手が出ませんでした。一度体験してみたいと思います。
はるばる輸入されてきたため、外箱はあまりキレイとは言えませんね。日本だと、さらに段ボールで梱包されていたりしますが、グローバルスタンダードはこんなものでしょう。セッティングというか、組み立てが必要ですが、特に面白くないので割愛。カセットスプロケットを取り付けるため、専用の工具が必要になる点が注意です。
さて、これで雨の日でも仕事帰りの夜でも、ペダルを回すことができます。継続は力なり、トレーニングを積んで、少しでも速く、遠くまで走れるようになりたいものです。もちろん、ダイエットも。