ローラー台「Turbo Muin Smart B+」を購入したのはいいのですが、実走と違って周囲の景色が変わるでもなく、疾走感があるでもないので、飽きやすいのが難点ですね。運動強度よりも先に、飽きたためトレーニングが続かないことがあります。
そこで、トレーニングの時間に貯まった動画を消化するため、タブレット端末を使うことにしました。スマートフォンやタブレット端末を自転車に取り付けるキットは、様々な製品が存在します。外で実走する際にはタブレットは不要なので、取り付け・取り外しが簡単で安価・お手軽な製品を探して、こちらの製品を購入しました。
ドリームスポット- iPad ・Kindle ・7インチ~10インチタブレット用固定ホルダー
三脚向けのネジ穴を使って三脚に固定するタイプの製品です。プラスチック製ですから強度はそれなりですが、室内利用で振動が激しいわけでもないので、問題はないでしょう。
梱包は、透明ビニールのみの簡素なものです。
中には部品が二つ、タブレットを保持する部分と、三脚ネジに固定する部分です。ネジが摩耗した際にはネジ部分だけ交換できそうですが、部品の単品売りは期待できないかも。
冒頭の写真はXperia Z3 Tablet Compactを取り付けてみたところです。横向き限定で、11cmから20cmまでのタブレットに対応しています。試してみたところ、9.7インチのiPadでも問題なく固定できました。
これだけではロードバイクに取り付けられないので、どうするかというと、手元にあったこいつを活用します。
アクションカムを自由に固定できるクランプです。アクションカムの取り付け部分が三脚ネジになっているので、タブレットホルダーを取り付けてハンドルバーや前輪に固定するわけです。固定方向の自由度が低いので、ちょうどよい取り付けポジションを出すのが大変ですが、実用にはなりました。自由度に我慢ができなければ、三脚を使えばいいわけですしね。VCT-CM1の後継製品「VCT-EXC1」なら、軽量化されている上にエクステンドバーで固定方向の自由度が増えているので、追加購入もよいかもしれません。アクションカムでも使えるわけですし。
なお、実走の際にはクランプを開いて取り外すだけの簡単さで、5秒で外せます。もくろみがハマってにんまり。これで動画を消化しながらトレーニングの一石二鳥、冬の間に基礎体力を作っていきたいと思います。