緑のアルプスあづみのセンチュリーライド、当日編です。前日編はこちら。
サイクルトレインコースのスタート時刻は5:20です。会場までは8kmほど、自走で行くつもりなので、かなりの早起きをしなければなりません。エントリー峠に続く第二の峠、寝付きが悪かったので心配でしたが、何とか目覚めることができました。
走り出すと寒そうだったので、ウィンドブレーカーを羽織って出発です。Garminの読みによると、気温は14度、夏ジャージだとキツかったですね。
ところで、今回の宿泊先は、ドーミーイン松本にしました。コインランドリーと大浴場を備えた、ちょっと高級なビジネスホテルですね。ロードバイク乗りとしては、サイクルウェアが洗濯できるコインランドリーが館内にあるのはありがたいですし、大浴場で脚を伸ばして湯につかると、疲れのとれ具合が違います。よいところでした。別の場所に行くときも、ドーミーインを候補に入れることにしましょう。
会場に到着、トイレを済ませて準備を整えます。スタート付近の写真を撮りそびれてますね。初めてのイベント参加で緊張していたようです。ろんぐらいだぁすで見たようなゲートをくぐってスタート、いよいよAACRの始まりです。
幸いにも、天候は快晴。遠くアルプスの冠雪した山々が、キレイに見えます。あちこちで立ち止まって写真撮影に興じる方がたくさん、私はペースがつかめないので、写真撮影は控えめに、景色を楽しみながらペダルを回します。
あっという間に最初のエイドに到着です。米粉パンにジャム付け放題。あとはあずさをいただきます。ボトルへの給水サービスもあって、至れり尽くせりですね。スタートが早いこともあって、エイドもさほど混雑していませんでした。
公園出口付近の撮影ポイントです。お花畑が青空に映えてキレイです。
さて、次のエイドが大町エイド、補給食が伝説のネギ味噌おにぎりです。味噌の塩味がネギとおにぎりでバランスされていて、疲れた身体にぴったりでした。このためだけにAACRに参加する、なんて話もありますが、あながち嘘とも言い切れないほどのおいしさでした。
AACRの魅力としては、エイドの補給食がおいしいことはもちろん、景色がよいこともあげられていました。写真撮影を趣味に持つ私としては、かなり期待していましたが、期待以上でした。松本から白馬のあたりは、山深い信州の中でも比較的平地で走りやすく、周囲を見渡せば3000m級の山々がそびえたち、絶景だらけです。
水田に水を張ったばかりということもあり、リフレクション写真も撮影し放題でした。相変わらずペースがつかめず、写真撮影の時間をあまり取らなかったのが悔やまれます。
さて、次のエイドである木崎湖エイドに行く前に寄り道です。今回唯一の寄り道でした。AACR当日限定で特別メニューのお菓子をいただける、大町温泉郷の「コンディトライ・アン・マリーレ」です。
ブルベの最高峰、PBPにちなんだパリブレストです。今年はキャラメル味とのこと。
アイスコーヒーといっしょにいただきます。AACR参加者とおぼしき方々がたくさん訪れていて、袖すり合うも多生の縁、自転車談義に花を咲かせつつ、おいしくいただきました。
ここからは、次の白馬エイドを目指してペダルを回します。いよいよ北アルプスが近づいてきて、絶景ポイントもたくさん。写真撮影ポイントでは、AACR参加者の方々が撮影に興じているので、分かりやすくてよいですね。ミーハーだとは思いつつ、初参加なので定番は押さえておきたいところ。妙な一体感を感じながら、私も写真撮影に興じました。
絶景がどーん。ため息しか出ません。来てよかった、参加できてよかった。
手持ちのiPhoneでも、ぱちり。ロングライドに備えた軽量化の一環で、RX100M3とiPhoneのみの体制でしたが、これならα7を投入してもよかったかな。
無事に白馬エイドに到着。
補給食として豚汁と紫米のおにぎりというかおこわをいただきます。豚汁の塩分が身体に染み渡ります。
水分補給とトイレを済ませてから、落ち着いて周りを見渡すと、ここにも絶景が広がっていました。遠くに見える北アルプス、まっすぐに伸びた道、そこを進むロードバイク、何を撮影しても画になります。
さて、この時点でペースは快調。なんとまだ10:00です。サイクルトレインは、白馬駅に13時ごろ集合ですから、時間が余ります。体調も問題なさそうですし、160kmコースに行くか、サイクルトレインで行くか、考えどころですね。
当日編2に続きます。