はじめに
台湾を一周する環島サイクリングへの挑戦。前回は員林を出発して台南まで走り、エビ料理に舌鼓をうったところまでを書きました。
ジャイアントストアでは、おしりの痛み対策でサドルを購入した方や、日本では取り扱っていないヘルメットを購入した方もいて、異国での買い物を楽しんでしたようです。
4日目の予定
4日目は、車城まで140km弱のライドです。海岸沿いを走る距離が長いので、景色が楽しめそうです。気温・湿度とも高く、南国の気配がしますね。
ホテルでの朝食
朝食は、たいていホテルでのビュッフェ形式です。現地ならではの食べ物が多いですが、英語や日本語で説明がついているので、分かりやすい。未知への挑戦ということで、積極的に試していきます。
たまに、クスッとなる日本語に出会います。ノンシュガーが「さとういらない」って。
海岸線のライド
さてさて、走り始めてすぐの絶景ルートです。海が近い、空が青い。走っているだけで幸せになれます。
台湾に来られてよかった、心からそう思いました。知らない場所を走って、知った場所になっていくことに興奮します。
休憩ポイントにて
休憩ポイントでは、注意事項の伝達や出発の合図のために、マイク設備が使われます。このマイク設備は、スマートフォンをつないで音楽を流すためにも使われています。ガイドの張さんが選曲しているのですが、日本の古い歌謡曲から恋ダンスや打上花火など最近の話題曲まで、幅広く取りそろえた心憎い選曲で、ツアー参加者を楽しませてくれます。
サポートカーの補給食も張さんのチョイスとか。南国のフルーツからスナックまで、毎日お世話になっています。
場所によっては、自転車は横倒しです。気のせいか、扱いが雑になってきたような。
いろいろな風景
台湾を走っていると、都市部、山間部、沿岸部など、様々な風景に出会えます。
ビルと鉄道、それに広々とした草原、こういった組み合わせは新鮮でした。
都市部の雑然とした雰囲気にも、徐々に親しみがわいてきました。
たまに見かける、ユーモラスな日本語も楽しいです。「たぷり」って。
潮州牛大幅で昼食
4日目の昼食は、潮州牛大幅で牛肉料理でした。
とぼけた感じの牛のゆるキャラが魅力的です。
ホルモンから牛肉の炒め物まで、幅広くラインナップされています。
どれも美味しいです。ご飯も供されますので、際限なく進んでしまって大変危険です。
青菜がしゃきしゃきで素晴らしい食感でした。
チャーハンも最高です。炭水化物多めですが、ライドで消費すれば問題なし。
これでもか、というほど牛肉の字が躍るメニューです。なんとなく意味が分かりますね。
阿倫冰店でデザートのかき氷
牛肉料理でお腹を満たした後は、デザートとしてかき氷をいただきました。
冷熱冰とは不思議な名前の食べ物ですよね。
いろいろな具材が入った熱いスープの上に、冷たいかき氷をのせたデザートなんです。
見た目は普通のかき氷です。
氷の下からは、熱いスープが顔を見せます。ちなみに、混ぜてしまうと単なるぬるいスープになってしまうので、混ぜずに食べる必要があります。混ぜるな危険。
ほんわかした日本語表記を眺めつつ、午後のライドに戻ります。「美味しくてなんとも言えませんよ」、流行らせよう。
午後のライド
午後からは、見事に晴れてきました。南国らしい熱気と湿気。それでも快調にペダルを回します。最高かよ。
海岸線に出てくると、絶景が広がります。
愛車の調子も絶好調。
サポートカーにも、夕陽が映えますね。
休憩ポイントは、日本で言うところの道の駅のような施設です。セブンイレブンのロゴは日本と共通、なんだか安心します。
墾丁泊逸渡仮酒店にチェックイン
日が暮れて薄暗くなってきた時分、今日のホテル「ボウティックス リゾート 墾丁」に到着しました。海沿いの瀟洒なリゾートホテルです。
建物の方角から、オーシャンビューが期待できます。
台北で勢揃いしていたLivチームのバイクがありました。彼女らは我々とは逆の、時計回りルートなので、ちょうど中間地点のここで出会ったわけです。
ホテルで夕食
4日目の夕食は、ホテル内のレストランでした。周りにはめぼしい飲食店が見当たりませんからね。
例によって半端じゃない分量です。ちょうどよく満腹になってからが、折り返しです。だんだん分かってきました。
どれも美味しいので、食べ過ぎてしまいます。
食べ物を残すなんてとんでもない!!
わいわい楽しく夕食をいただいたら、部屋に戻って早めに休みます。明日はツアー最大のヒルクライムポイント「寿峠」が控えています。明日はどんなライドになるでしょうか。楽しみ半分、不安半分、ドキドキしながら眠りに落ちました。