35mmフルサイズのセンサーを搭載したデジタル一眼カメラ「α7 III」を購入しました。ミラーレス時代の新基準を名乗る、ソニーの意欲作です。
ソニー、α9・α7R IIIの最新仕様を取り入れたベーシックモデル「α7 III」 – デジカメ Watch
最新フルサイズα御三家の違いを見てみよう(2018年春) – デジカメ Watch
新製品レビュー:SONY α7 III(外観・機能編) – デジカメ Watch
外観レビューは各所の記事にお任せします。α7シリーズは、ベーシックな無印、高画素のR、高感度のSの3モデルがラインナップされています。これに高速連写のα7を加えた4モデルが、ソニーのフルサイズデジタル一眼カメラです。
無印は、初代以来ですね。発売即飛びついたものの、当初はレンズがあまり揃っていなかったので、35mm F2.8の単焦点レンズとセットで旅行に持ち出していた記憶があります。あれから5年、三代目になったα7は、大容量のバッテリー、デュアルスロット、裏面照射型のセンサー、α9ゆずりのAFセンサーなど、かなりの進化を遂げています。特に、瞳AFが高速になって使い勝手がよくなった点がよさそうです。
α7 IIIの液晶画面は、タッチセンサー付きのモニターになっています。そこで、今回の画面保護はガラスシートにしてみました。いろいろあって迷ったので、まずは純正で。ガラスシートの貼り付けが初めてだったので、てこずりました。誇りを完全に除去できませんでしたが、まあ許容範囲かな。
外観はα7R IIとあまり変わりません。モデル名が入ったパネルを見ないと区別できませんね。SやRは前面にIIやIIIといった世代名が入りませんが、無印はスペースがあるためか、7 IIIと世代名が入っています。
フルサイズEマウントのレンズは、F4通しのズーム3本と90mm/50mmのマクロ、それに35mmと55mmの単焦点と、一通り揃っているので、当面は手持ちのレンズを活用して、ミラーレスの新基準スペックを楽しもうと思います。AFやEVFの性能が向上していますし、タムロンやシグマといったレンズメーカーもEマウント向けのレンズラインナップを増やしています。使い込んでみて問題なさそうなら、Nikonレフ機は買い替えず、Eマウント主体で写真生活を送ってもいいのかもしれません。
しかし、バッテリーが大容量になってこれまでのバッテリーと互換性がないため、予備バッテリーや充電器が欲しくなりますね。あとUHS-II対応のSDカードも。縦位置グリップも欲しいですね。ああ、物欲に限りなし。