はじめに
夏の盛りに富士方面へ行く旅ライド、前回は伊豆半島を一周して沼津で泊まるまでを書きました。
3日目は、イズイチで回避した箱根峠に挑戦して、熱海から帰路につくことにしました。ヒルクライムだけでなく、箱根駅伝でも有名な箱根峠、今回が初めてです。天下の険と称される箱根峠に初挑戦だ。
三島市街を抜けて箱根峠へ
沼津から箱根峠へ行くには、三島市街を抜けていくことになります。事前にルートを引いていたものの、道を間違えて自転車通行禁止バイパスの罠にはまってしまいました。だいたいの方角は理解していたので、少し迷いながらも無事に国道1号線に合流。後はひたすら国道1号線を進んでいきます。
箱根の登り区間では、こんな感じの広い歩道があるので、ゆっくり登っていても安心です。
ヒルクライムも半ばですが、三島市街が一望できます。登ってきたなぁ。
一部区間では、歩道が石畳になっていました。なぜ??ここはパリ〜ルーベ??パヴェなのか??
国道1号線は、時折、箱根旧街道と交差していました。昔の人は、ここを通っていたのかなぁ。歴史に思いをはせつつ、先に進みます。
ひたすらペダルを回して登っていくと、気温が低くなってくるとともに霧が出てきました。今日はどこの山でも霧がかかっていたみたいです。霧の乗鞍の写真がタイムラインを賑わせていました。箱根も眺望は期待できないかな。
箱根峠のピークにて
さらに進んで、箱根峠のピークに到着です。標高846m!嬉しいですね。
ご覧の通り、霧がかかって真っ白。気温も低く風も強いので、体感温度は麓と10度以上は違って感じます。
立ち止まっていると汗で冷えてしまうので、先に進むことにします。
と、その前に、
箱根峠の案内板で記念撮影です。いやー、記念になるなぁ。
芦ノ湖をまわるルートも引いていましたが、この霧だと楽しくなさそうなので、国道1号線を進むことにしました。芦ノ湖一周は次回に持ち越しですね。
恩賜箱根公園を抜けて、元箱根までやってきました。遊覧船が浮かんでいます。
晴れている日に改めて乗ってみたいですね。
箱根神社の大きな鳥居です。車が長蛇の列をなしていました。さすが箱根、観光地ですね。首都圏からも近いので、観光客の数も段違いに多いんでしょう。
この天気でも、遊覧船はけっこうな人が乗っていました。せっかく来たから乗ろう、という考えなのかも。分かる!!
しばらく国道1号線を進みます。登り返して、国道1号最高地点の看板です。これ、よく写真で見るやつです。実物を見ると、感動もひとしおです。
相模湾へ向かってダウンヒル
国道1号最高地点からは、一気にダウンヒルです。箱根湯本ほか、何カ所かで渋滞していたのは、さすが箱根の人出というべきか。行楽シーズンには、さらにひどい渋滞だそうです。シーズンに来るなら休日を外した方がよさそうです。
小田原から相模湾沿いを南に進みます。
こちらも、熱海へ向かう車で渋滞です。期せずして箱根・熱海の大観光地をめぐるライドになったので、渋滞とも縁が深くなりますね。
主屋でお昼ごはん
一気に熱海まで行ってしまおうと思っていましたが、あまりに暑いのでお昼ごはんついでに休憩を取ることにしました。
海沿いのお食事処です。海鮮が期待できそう。
初めてなので、定食メニューの一番上にあった「オススメ定食」を頼みました。お刺身と小鉢にサザエの壺焼きがついてくるそうです。
色とりどりのお刺身が、見ていて楽しい。
サザエの壺焼きも、香ばしくて美味しくいただけました。
お客さんの入りがそこそこ多くて、注文から出てくるまで待ちました。冷たいお茶を飲みながら身体を冷やして休憩できたので、待つのも悪いことばかりじゃありません。前日はひたすら進む過酷なライドだったので、今日はゆるポタに徹しましょう。
熱海でフィニッシュ
熱海までは10キロちょい。暑さピークの中を進んでいきます。休憩のおかげで体力は回復しているものの、暑くてあっという間にヘロヘロになっていきます。
暑い分、絶景が楽しめるわけです。
下に見えるのは熱海ビーチライン。有料の自動車専用道路で、自転車は通れないのが残念ですね。
ゆるゆる進んで、無事に熱海駅に到着。新幹線で輪行して帰路につきました。
富士山コーラ。今回は富士山があまり見えなくて残念。次こそは!
運用が始まっていた要予約の特大荷物スペースも、トラブルなく予約・利用できました。
おわりに
富士・伊豆・箱根と、関東方面の行楽地を周り尽くす充実の旅ライドができました。3日間で480km 6700m upと、かなり挑戦的なライドでしたが、無事に完走できてよかったです。これくらいのルートなら走りきれる自信がついて、行動範囲が広げられそうです。
次回は、空気が澄んで富士山がよく見える季節・天候で再挑戦したいです。伊豆半島は天城越えをやってみたいですし、箱根旧道も興味津々です。もう少し余裕を持たせた行程にして、ゆっくり聖地巡礼したり宿泊を楽しんだりするのもよさそう。夢が広がりまくりです。
待ってろ、富士・伊豆・箱根。
今回の軌跡
参考
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