ライドの記録

鯖街道で行く!大阪から三方五湖への170kmライド!!

はじめに

琵琶湖一周ライド、いわゆるビワイチをしていると、敦賀が意外に近いことに気づきます。マキノの辺りからだと、国道8号線を通って20kmも行けば敦賀なんですよね。この距離感なら自走でも行けるよね、と思い立ったらいてもたってもいられない!三方五湖も一度行ってみたかったので、自走で三方五湖から敦賀に行くルートを引いて、挑戦してきました。

早朝の川沿いを行く

ここ最近の暑さは異常ですね。早朝の涼しいうちに距離を稼ぐべく、早起きして出発です。

早起きした割には、すでに日が昇り始めてしまいました。まだ日が高くないので、それほど暑くなく走りやすかったですね。やはり早起きが正義。

歩いている人、走っている人、朝早い割にそこそこ人がいます。気持ちのよい朝の空気を切り裂いて、淡々と進みます。

さくらであい館に到着です。開館前なので、人出はまばらでした。休憩中のロードバイク乗りばっかりでしたね。自分のその一人ですけど。

桂川沿いを経由して鴨川を北上します。なるべく川沿いを通ってみたところ、砂利道あり未舗装路ありの楽しい道でした。車も通る舗装路を通った方が速度を出せるので、次からは時間と心の余裕に応じて使い分けよう。

鯖街道を行く!

川端通りを抜けて花園橋の交差点を右折したら、鯖街道の登りの始まりです。登り基調と暑さのダブルパンチで疲れたので、早々に休憩をとりました。ここまででもこまめに休憩をとっているんですが、やはり暑さで休憩の回数も多くなりますね。

里の駅 大原です。

空調の効いた涼しいレストランで休憩。

抹茶ソフトクリームをいただきました。空調と冷たい食べ物で、身体の中と外から冷やします。

峠を越える

再び鯖街道を進みます。

京都と滋賀の県境、途中越です。ずっと登り基調なので、体力を消耗しないように一定ペースで淡々とペダルを回して進みます。

稼いだ標高をはき出して、一気にダウンヒル。

途中、平坦があったり登り返しがあったりと、飽きのこない楽しい道でした。いいですね、鯖街道。

通過した峠の一つ、檜峠です。一つ一つはたいしたことなくても、数が重なると脚にきますね。

最後のめぼしい峠、水坂峠です。ここから先には峠と呼ぶほどの登りはないので、ひと段落といったところ。

Saba*Cafeでお昼ごはん

ちょうどお昼どき、鯖街道を走っているので鯖のお昼ごはんを探して、その名もSaba*Cafe(鯖カフェ)に入りました。

こじゃれた外観のステキな店構え。テラス席もありましたが、今日は暑すぎでテラスは遠慮です。もう少し涼しくなったら、テラス席も気持ちよさそう。秋口に再訪したいところ。

鯖の字が大きく躍るメニュー。

カレーやパスタも気になりますが、まずはメニューの一番上、サバサンドに挑戦です。

どどーん、サバサンドです。フランスパンに鯖フィレをサンドして、オリジナルのソースで仕上げた逸品です。食べきれないよ、という方にはハーフサイズもあります。今日はライドでお腹が減っているので、フルサイズで問題なし。

付け合わせのサラダもシャキシャキ新鮮、ポテトも揚げたてアツアツで美味でした。ドリンクメニューも豊富なので、次はセットドリンク以外に挑戦してみたいですね。

お店の裏手にステキなスペースを発見。鯖街道サイクリングハブと書いてありますね。ロードバイクのレンタルや販売をしているショップだそうです。ここを拠点に鯖街道をサイクリングするのは楽しそう。

熊川宿を抜けて若狭へ

サバサンドで元気を取り戻して、先に進みます。宿場町の雰囲気を味わいつつ、熊川宿の中を進んでいきます。

昔ながらの町並みが残っていて、いい雰囲気。

抜けるような青空と宿場町の風情がいい感じ。

落ち着いて散策したい町並みでした。

ぐるぐるまわる水車。暑い中、水の流れを眺めると涼しさを感じられて嬉しいですね。

収穫をひかえて黄金に光る田んぼの中を進みます。

折しも暑さピークの時間帯、蒸し暑くて息が詰まります。景色は最高なんですけどね。

時折、稲刈りの済んだ田んぼも見えました。場所によって収穫の時期が違うのでしょう。

三方五湖をまわる

田んぼの中をひたすら進んで、ついに三方五湖に到着です。

三方五湖は、山地が沈降してできた湖です。海とつながっていて、それぞれに違った色をしていることから、五色の湖とも呼ばれるとか。

青い空と青い湖、白い雲との対比が目に鮮やかです。

うーむ、確かに色が違って見える、ような。

辺り一帯は国定公園に指定されています。指定が納得できる絶景。

湖と道が近い!しまなみ海道も海が近い道でしたが、こちらはそれ以上に近い。近すぎて湖に落ちないよう注意が必要なほどです。この道の細さ、車では通りたくないですね。自転車でよかった。

木陰だったり木洩れ日の道だったり、適度にアップダウンもあって楽しい道でした。幸い、自分の他に車やバイクに出会わなかったので、走りやすかったです。この景色と道を独り占め、贅沢な時間でした。

若狭湾を横目に敦賀へ

三方五湖を堪能した後は、若狭湾を横目に見ながら敦賀に向かいます。

もう少し涼しければ、このまま金沢まで行ってもいいんですけどね。この暑さで肉体的にも精神的にも消耗して、帰りたい気分だったのでした。

日本海というと灰色の印象がありましたが、それを覆すような鮮やかな青でした。

途中のバイパスは自転車通行不可なので、関峠を越える県道225号線を進みます。

ふるさと夢街道を通って敦賀駅へ到着、サンダーバードで帰路につきました。

おわりに

暑さピークの中でしたが、水分補給や体力のやりくりがうまくできて、無事に敦賀へたどり着けました。抜けるような青空のもと、三方五湖の絶景を楽しめてよかったです。

鯖街道は走りやすい道でした。アップダウンはあるものの、今回のルートで獲得標高1200m程度とほどよい登り具合です。また走ってみたいですね。

次は三方五湖で海鮮に挑戦したいですね。今回は暑さで食欲がいまひとつだったので、涼しくなって雪の季節になる前に再挑戦したいと思います。金沢まで足を伸ばすのもいいかも。小浜や美浜もまわってみたいですね。

今回の軌跡

参考

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