自転車用のパーツには、電池を必要とするものがたくさんあります。大容量な電池を必要とするサイクルコンピュータやライト類は充電式のリチウムイオン電池が主流になってきましたが、心拍計・スピードセンサーなど小容量な電池を必要とする機器もたくさんあります。
自転車用だとCR2032のリチウム電池が多く使われています。これまではサイクルコンピュータの電池警告で交換していました。USB電圧・電流チェッカーを使ってみて、改めて電池の電圧も測定したくなったのでデジタルテスターを買ってみました。
今回購入したのは、オーム電機の普及型デジタルテスターです。直流電圧・交流電圧・直流電流・抵抗・導通・ダイオード・トランジスタチェックなど基本的な機能を一通り備えています。昨日の割にお手頃価格で購入できる、普及型の名前に恥じない製品です。
裏面には電池ボックスとスタンドがあります。動作用に電池が必要なので、そのための電池ボックスです。中は9Vの角型電池が入っているようです。ねじ止めされていて開けるのが面倒なので、中の写真は省略です。
スタンドは開き切った位置のみで固定できます。机の上で使う場合などは、スタンドで立てた方が見やすいです。
さっそく、手近にあったCR2032の電圧を測定してみました。心拍計で長く使って、サイクルコンピュータから電池警告をもらった電池です。
電圧が2.85Vでした。新品だと3Vを下回ることはないので、かなり消耗していることが分かります。無負荷だと消耗した電池でもそれなりの電圧を出すこともあるので、正確を期すなら電流を測定すべきですが、簡易診断としては十分でしょう。
日常的に必要とする生活ではないものの、あったらあったで面白い、それが私にとっての測定機器でした。USB電圧・電流チェッカーほどには出番がなさそうですが、電池の寿命チェックや導通確認に活用していこうと思います。