ネタバレを目にする前に体験しておこうと思い、久々に映画館へ足を運びました。
2007年から劇場版シリーズとして公開されてきた『:序』『:破』『:Q』のエヴァンゲリオン3部作に続く完結編です。『:Q』の公開が2012年ですから、実に8年ぶりの新作です。
私は1995年のTVシリーズは押さえていたものの、劇場版は公開後の映画館ではなくしばらくたってから配信やメディアで楽しんでいました。今回はせっかくの機会なので大きなスクリーンで楽しもうと映画館に足を運んだというわけです。
やってきたのは109シネマズ大阪エキスポシティです。万博記念公園の隣にあるショッピングモール「エキスポシティ」内にある、11のシアターを擁する映画館です。なかでもシアター11はIMAXレーザー/GTテクノロジーを導入しており、ビル6階建てに匹敵する高さ18メートル超、横幅26メートル超の巨大スクリーンに高解像度の4Kツインレーザープロジェクターで鮮明な映像が楽しめます。今回はそのシアター11でIMAXレーザー/GTテクノロジーの映像・音響を楽しんできました。初見は文字通り1度きり、貴重な機会なので出し惜しみはなしってことで。
エントランスには巨大なグラフィックスが掲げられていて、開演前から期待が高まります。
肝心の内容は、ハイスピードの戦闘シーンから日常シーン、そこからのクライマックスと緩急に富んだテンポの良い展開で、時間を忘れて楽しめました。シンジ君の成長が感じられる納得のエンドだったと思います。これでエヴァンゲリオンも完結。一つの時代が終わったような、妙な感慨深さがあります。
それにしても、久々の映画館でした。改めて映画館の良さを再確認できました。大きなスクリーンと迫力の大音響で映画の世界に没入できるのがよいところですね。また、一度劇場に入ってしまえば映画に集中するしかないことも、没入感を高めています。自宅で鑑賞するのもよいものですが、どうしても気が散るものが多いですから。
映画館でもマナーの残念な観客がいると没入感が台無しになったりしますが、さすがにこの時期にエヴァンゲリオンを観にくるような観客は訓練された観客で、本編が始まってからは静寂を保っていました(笑)
ただ、IMAXレーザー/GTテクノロジーの巨大スクリーンは大きすぎて、ハイスピードのアクションシーンでは画面の隅々まで見るのが難しい。スクリーンが大きいのも考えものですね。パンフレットが売り切れで購入できなかったので、しばらくしてパンフレットの在庫が豊富になった頃に、普通のIMAXシアターでもう一度鑑賞してみようと思います。
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